○五感俳句394・味覚24=薄味・秋篠光広1・2018-8-27(月)
○「冬瓜のうす味をもて山暮るる」(秋篠光広1)
○季語(冬瓜・初秋)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「味覚」の「薄味」が続きます。「冬瓜」は薄味のスープやあんかけなどが美味しそう。静かな山間の旅館の夕食。冬瓜の椀などを賞味していると、山はとっぷりと暮れて行きます。
○秋篠光広(アキシノミツヒロ)
○好きな一句「露草にとどく手紙の濡れてゐし」(第29回角川俳句賞受賞作品「鳥影」50句中の1句)2
○季語(露草・三秋)(「俳句201411別冊付録・第60回記念歴代受賞作品集~角川俳句賞のすべて」より引用)
【Profile】:1940年大分県大分市出身、在住。→飴山實に師事。「風」同人。1978年「風」賞受賞。「鳥影」にて第29回角川俳句賞受賞。「朝鳥」主宰。
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秋篠光広掲載句
03名月やはばたくものを檻の中(名月・仲秋)〈方法498・不明32〉2020/10/1
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