のんびり秋田からこんにちは

のんびり秋田から日々のこと

祖母の祈り

2020-09-11 14:56:00 | 日記
こんにちは
のんびり秋田からvisionです。

96歳で亡くなった祖母の話。

とても苦労人だったと思います。

2度結婚して、最初のおじいさんは若い時に事故で亡くしています。

その後、島根県出身で電気工事をしていた方がどういうわけで秋田にやって来たのかはわかりませんが2度目のおじいさんになりました。私が赤ん坊の頃よく可愛がってくれたそうです。しかし、そのおじいさんも病気で亡くなりました。

うちのおばあさんは負けず嫌いというか。仕事は人一倍出来る人でした。
苦労した話もたくさん聞きましたが、旦那を亡くすことの悲しみがどんなに辛いことか、親戚の葬式でしみじみと語っていたことを思い出します。

おばあさん自身も、もうだめかもしれないという大病が何度もありました。

しかし口癖は「冬は必ず春となる」で、どんな試練があっても立ち上がっていく人でした。

とともに家族のしあわせを祈って何時間もお題目を唱えていました。

おばあさんが亡くなった後、仏壇の引き出しから手帳が見つかりました。おばあさんの書いたカタカナ文字です。

「カゾクガシアワセニナルヨウニ」
「〇〇チャンガゴウカクスルヨウニ」
「〇〇サンノビョウキガナオルヨウニ」
「ミンナナカヨク」

晩年は自宅で介護を続け家族で見送りことができましたが、私たち家族はおばあさんの祈りで守られていたのだと思います。

今は感謝の気持ちを込めて家族で手を合わせています。

ありがとう

2020-09-10 19:08:00 | 日記
こんばんは
のんびり秋田からvisionです。

うちの96歳で亡くなった祖母は晩年、何をしてもらうにも「ありがとう」と繰り返し言っていました。

ご飯を食べさせてもらうにも下の世話をしてもらうにも。

介護をしていた母はそのことがありがたかったと言います。

側から見ていた私は人生の終盤は仏様の命に近づくものなのかと思ったほどです。

人はそのように生きなさいと人生をかけて教えてくれたのかもしれません。

ありがとうの語源は有難しで仏教用語と言います。人として生まれることさえ難しいのにましてや仏法に巡り合うことの難しさを言ったものだそうです。

ありがとうの反対語は何か。

あたりまえです。

今生きていること。
健康なこと。
家族が元気なこと。
収入があること。

平凡なことさえ実は素晴らしいことなのです。時々忘れてしまいますけどね。

気づいたなら「ありがとう」を伝えておこうと思います。

いつだって、これが最後になるかもしれないのだから。




ブドウ狩り

2020-09-07 09:05:00 | 日記
こんにちは
のんびり秋田からvisionです。

昨日は孫ちゃん連れてブドウ狩りに行ってきました。

写真仲間の中村農園さんのところです。

ひと家族ずつ対応していただけるので安心です。

最初は怖がっていた脚立もだんだん慣れてきて収穫を初体験した孫ちゃん。重い籠もひとりで持ちました。

今年は長雨で大変ご苦労されたとのことですが、甘さも上々で美味しくいただきました。

中村さんのところは2回目ですが、SNSで家族を紹介しているものですから「今年はおじいさん来ないの?」とか「孫ちゃん大きくなったね」など親戚に遊びに来ているようでした。

シャインマスカットの収穫が20日以降になりそうでまた行ってみたいです。





男の子は

2020-09-06 06:33:00 | 日記
おはようございます。
のんびり秋田からvisionです。

男の子は自動車とか重機とか大好きなんですよね。

うちのトラクターに乗せると目を輝かせて喜んでいます。

そういえば爺さん(私)もバイクとかバラして叱られたな。

興味を持つこと大事です。どんな子になるのか楽しみです。

写真はジオラマのある焼き鳥屋さんで。

中学生と考える町づくり

2020-09-04 18:24:00 | 日記
こんにちは
のんびり秋田からvisionです。

地区の町づくり委員会のメンバーになっていて、今年の取り組みは中学生と一緒になって町づくりを考えることになりました。

総合学習の時間を使って、自分たちが考える町の魅力をテーマとし、観光や自然、農業、歴史など、班に分かれて行うフィールドワークに私たちも参加しました。

釣り好きの4人が釣りをテーマにし私が担当することになりました。

私自身は釣りの経験はないので、逆に生徒たちからいろいろなことを教わりました。

我が地域には子吉川という一級河川が縦断しています。鮎やサクラマスなどが釣れます。鮎はおとり鮎を使った共釣りという方法で釣るそうですが、生徒たちも鮎釣りはやったことがないとのことで例年行われている鮎釣り体験に参加の予定でしたが、コロナ禍により中止になってしまいました。

フィールドワークでは、漁業組合の方から様々な魚の放流のことなど事業の内容を教えていただきました。

子吉川はサクラマスが有名で関東からの釣りファンも多く来県しているそうです。ただ残念なことに釣った魚を調理してくれる場所のないこと。それが今後の課題であることがわかりました。

訪れた場所は水辺プラザと呼ばれる川の駅になっています。

さっそく水辺に移動しました。

「川に入ってもいいですか?」と聞くので
「いいよ」というと恐る恐る入っていきました。


最後はきっとこうなるだろうなと思っていましたが、予想通りでした。

暑かったもの。



コロナ禍で何もかもが中止になってしまった今年。思い出に残る一日になったのではないでしょうか。

私たちの子供の頃はプールなどなく、川で水浴びをしたものです。

豊かな清流を生かした遊びが復活できるのではないかと思いました。