12月15日(土)14:00~16:30 「本格的千枚漬講座」を 楽農生活センターでしました。
12名の方のご参加です
前夜から振り続いた雨もあがり、ホッとしました
まず最初は収穫体験です。畑で早生大蕪(ワセオオカブ)を1人2個収穫してもらいました。
「蕪」は葉が大きく育って土が見えなくなるくらい~という意味があるだけあって葉が見事に育っています。
葉は新鮮で元気がよく青々としていて、ずっしりと重いです。
それぞれが2個を両手に持っての移動です。
葉っぱが大きくて道路を擦っています。・・・がんばって
水場で泥を落として大まかに洗い、調理室に移動です。
こんなにつややかな肌面が見えてきました。
調理室では、初めにカブの話を少ししました。
アブラナ科で、中央アジアのアフガニスタンおよびヨーロッパ南西部が原産地。
日本への伝来によって、日本列島「かぶらライン」と言うのがあり、「愛知ー岐阜ー福井」と縦に結ぶラインをさし、中国~九州~西日本に広がった「日本型」と、 ヨーロッパ~北海道~東日本に広がった「西洋型」に分かれる。
春の七草「すずな」はカブをさし、昔から好まれていて、全国各地に約80品種もあると言われている。
「野沢菜」は、「天王寺カブ」の種を持ち帰って畑に蒔いたのが始まり。
葉は緑黄色野菜でカロテン、ビタミンC,B1,B2,カルシウム、鉄、カリウム等の栄養価が多いので是非、葉も食べるように。
他には、選び方や保存方法~などなど。
そして、いよいよ調理実習です。
カブをきれいに洗い、茎の付け根を10cmくらいのこして葉を切り落とします。
皮は堅い繊維質を残さないように、分厚く1cmくらい切り落とします。
カット後はだいたい1kg程
そして、千枚漬らしく 2~3mm の厚さの輪切りに切断機でスライスします。
皆さん真剣です
「本格的千枚漬」としたのは、このスライサーを使うので、大きな輪切りが出来るからです
容器に、カブを並べ、1段ごとに塩を振り、漬け込む準備です。
そして皆さんには、本漬け用の甘酢を作っていただきました。
調理実習はここまでです。
各自持ち帰ったカブに重しをして、翌日には水洗いをして本液に漬け込んで千枚漬を仕上げていただきます。
最後は、千枚漬けの試食タイムです。
当日朝に、千枚漬を使った押し寿司を作りました。
蝶の型押しは、祖母が持っていたのを譲り受けたものです。
左上は、いつもの私のイメージ画です。
朝、家人が庭の南天とバランを取ってくれました。
南天は難を転じるとの意味があり、古い我が家には東西南北にあるのです。
試食メニューはカブで作った押し寿司、カニきゅうり巻き、ニンジン巻き、バラ2種です。
それにバランと南天を加え、お皿に思い思いに盛っていただきました
一気にお正月が来たようです
それぞれの個性が光り、見るのが楽しいです
そしていつも刺激を受けるのです
ご参加くださった皆様からは、楽しかったとの感想をいただき、嬉しいでした
「収穫~調理実習~試食」と一連の流れでやった初の講座でした。
このような機会を下さった楽農生活センター様に感謝します。
そしてご参加っくださった皆様、ありがとうございました
次回も楽しい企画をしたいので、是非、またご参加いただければと思います。
宜しくお願い申し上げます。
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