☆ 幸せな家庭とは?
世の中には「亭主関白」と「かかあ天下」と言う言葉があるが、私は家庭内では
妻がやや優勢な方が幸福な家庭ではないかと思う。
もっとも最悪なのが、「外ずらがよく、内ずらが悪い亭主関白」の家庭だ。
過去の指導ケースでは、そんな家庭は不幸せで、子供がいても離婚に至る事が多
かった。これは私の個人的な考えで、心理カウンセラー的見地からみても、奥さん
が「明るく元気、シッカリしるようで、適度に抜けていて、夫の気持ちを敏感に察し
夫の気分を苛立てることなく、料理好きなタイプ」が良いのではないかと思う。
「不倫して家を出て行った夫は、その相手の料理が下手だったため、家に戻って
きた」実例もある。食べる事は動物本来の第一欲求なので、その気持ちも良く理解
できた。
一言で言うと「亭主を手のひらで上手に転がせること」言葉で表現すると、まるで
悪妻のように聞こえるが、実はそれができる妻の家庭は必ず円満なはず。
何故かと言うと、夫は機嫌良く妻の言いなりになりながら、実は不満もあまりなく
苛立だつこともないからいつも精神状態が安定し、家に帰ると「ホッ」とできる
ので「家庭はエネルギーの生産の場」になる。ストレスで心身症になり訪れた男性は
家庭は憩いの場ではなく、会社と同じように、ストレスを受ける場が多かったのも
事実だ。
また、家庭内では何をして貰ってもそれが当然だと思って「ありがとう」も言わず
自分にたとえ落ち度があったり、迷惑をかけても決して謝らないことも、家庭不和の
大きな要因になる。親しい家族だからこそ、そんな気遣いが絶対に必要だと思っている。、
でもまた、奥さんがあまりシッカリしていると、夫はすっかり妻に依存したダメ亭主
になり下がるようだ。家庭はあくまで「夫と妻の両輪で成り立っている」のだから、少々
抜けた妻の方が「大丈夫かな」など、気がかりで「オレがいないとやっぱりダメなのだ」
と、愛される要素の一つになるのも否めない。お互いに持ちつ持たれつつ、これが結婚歴
60年以上の我が老夫婦の経験で、新婚時代は喧嘩をしたが、長年家族で争った記憶は全く
なく、いつも比較的円満だった我が家の経験だ。
認知症と診断されてから早や7年、私はいつも意識的に「夫を手のひらで転がしている」
つもりだ。我が家では「愛している」は常用語だから、それら言葉も無論時折駆使して
いるが、そんな愛情表現や褒め言葉は、夫の精神状態を安定させるのは確かだ。
天性の天真爛漫、無邪気で幼稚、粗忽、さらに言語障害なある私は、絶えず夫の
失笑を買い、そのためいつも二人でいても笑いが絶えないし、そんな意味では退屈せず
彼の頭を適度に刺激しているのかも知れない。主治医の先生にも褒められるほど、認知症
の進行はかなり緩やかだが、私の対応の仕方がかなり効を奏しているのだろう。
いずれにしても・・・「家庭はエネルギーの生産の場」であって欲しいと願っているが
それらの基本はほんの一言の「感謝、ねぎらい、ほめ言葉、思いやり」である事を、ぜひ
ぜひ皆様に知って頂きたいと思う。何故なら「人生で最も必要で大切なものは家族」です
から。そんな言葉は相手の気分を良くするだけではなく、実は「自分も幸せにする魔法」
である事もを決してお忘れなく。
世の中には「亭主関白」と「かかあ天下」と言う言葉があるが、私は家庭内では
妻がやや優勢な方が幸福な家庭ではないかと思う。
もっとも最悪なのが、「外ずらがよく、内ずらが悪い亭主関白」の家庭だ。
過去の指導ケースでは、そんな家庭は不幸せで、子供がいても離婚に至る事が多
かった。これは私の個人的な考えで、心理カウンセラー的見地からみても、奥さん
が「明るく元気、シッカリしるようで、適度に抜けていて、夫の気持ちを敏感に察し
夫の気分を苛立てることなく、料理好きなタイプ」が良いのではないかと思う。
「不倫して家を出て行った夫は、その相手の料理が下手だったため、家に戻って
きた」実例もある。食べる事は動物本来の第一欲求なので、その気持ちも良く理解
できた。
一言で言うと「亭主を手のひらで上手に転がせること」言葉で表現すると、まるで
悪妻のように聞こえるが、実はそれができる妻の家庭は必ず円満なはず。
何故かと言うと、夫は機嫌良く妻の言いなりになりながら、実は不満もあまりなく
苛立だつこともないからいつも精神状態が安定し、家に帰ると「ホッ」とできる
ので「家庭はエネルギーの生産の場」になる。ストレスで心身症になり訪れた男性は
家庭は憩いの場ではなく、会社と同じように、ストレスを受ける場が多かったのも
事実だ。
また、家庭内では何をして貰ってもそれが当然だと思って「ありがとう」も言わず
自分にたとえ落ち度があったり、迷惑をかけても決して謝らないことも、家庭不和の
大きな要因になる。親しい家族だからこそ、そんな気遣いが絶対に必要だと思っている。、
でもまた、奥さんがあまりシッカリしていると、夫はすっかり妻に依存したダメ亭主
になり下がるようだ。家庭はあくまで「夫と妻の両輪で成り立っている」のだから、少々
抜けた妻の方が「大丈夫かな」など、気がかりで「オレがいないとやっぱりダメなのだ」
と、愛される要素の一つになるのも否めない。お互いに持ちつ持たれつつ、これが結婚歴
60年以上の我が老夫婦の経験で、新婚時代は喧嘩をしたが、長年家族で争った記憶は全く
なく、いつも比較的円満だった我が家の経験だ。
認知症と診断されてから早や7年、私はいつも意識的に「夫を手のひらで転がしている」
つもりだ。我が家では「愛している」は常用語だから、それら言葉も無論時折駆使して
いるが、そんな愛情表現や褒め言葉は、夫の精神状態を安定させるのは確かだ。
天性の天真爛漫、無邪気で幼稚、粗忽、さらに言語障害なある私は、絶えず夫の
失笑を買い、そのためいつも二人でいても笑いが絶えないし、そんな意味では退屈せず
彼の頭を適度に刺激しているのかも知れない。主治医の先生にも褒められるほど、認知症
の進行はかなり緩やかだが、私の対応の仕方がかなり効を奏しているのだろう。
いずれにしても・・・「家庭はエネルギーの生産の場」であって欲しいと願っているが
それらの基本はほんの一言の「感謝、ねぎらい、ほめ言葉、思いやり」である事を、ぜひ
ぜひ皆様に知って頂きたいと思う。何故なら「人生で最も必要で大切なものは家族」です
から。そんな言葉は相手の気分を良くするだけではなく、実は「自分も幸せにする魔法」
である事もを決してお忘れなく。