ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

私の全ての細胞が感応して

2020-09-27 10:18:27 | エッセー

 久しぶりにコンサートへ行った。生の音楽は私の細胞の1つ1つに浸み込む

ような気がした。体全体がしびれるような、頭がしびれるような感覚は度々体験

した。でも、今日は涙が溢れたのは何故だろう。幼い頃から感受性が鋭かったが

高齢の今でも全く変化はない。タイトルからも高齢者が多いと思ったが、若くても

60歳代、ご夫婦と見えるカップルは少なく、男性がとても多かった。

 音楽はカントリーウェスタン、デキシーランドジャズだったが、私達の世代

には懐かしく思い出の曲が多かった。ことにデキシーランドジャズはとても楽しく

あっという間に時間が流れた。アンコールもなく、前列から順番に退場するという

見送り演奏は初めて体験した。体温チェック、アルコール消毒、チケットも自分で切る

入場者はソーシャルディタンスのため制限、初めての経験ばかりだった。

音に敏感な夫は「音はあまり良くなかったけどね」と言ったので、ちょっと癪に

さわったけれど。(趣味が同じの飲み友達ができたら最高だけれど)などと考えながら

久しぶりのコンサートは本当に楽しかった。

コメント
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