ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

著書「自分探しセラピー」2002年4月 KKベストセラーズ発行

2021-08-29 08:09:26 | エッセー

  この内容は目標実現のために、大変役立つと思います。過去の願望は

90%以上は実現できた私は、この理論を信じていたからです。

 長くなるので3回連続にしました。また、潜在意識の偉大さや、脳の働き

のメカニズムなどが、がきっと良くご理解頂けることでしょう。

☆イメージトレーニングで夢を実現する(1)

 イメージトレーニングとは、自分を向上させるために行う効果的な方法

ですが、それは、心の中に「こうなりたい」と願う自分の理想の姿を、あり

ありとまざまざと思い描く方法です。イメージは言葉による暗示より、より

ダイレクトにわたし達の心身に働きかけますので、その効果は大変目覚まし

いものです。また、私達はまったく意識をしていなくても、実はイメージ

の中で生きていることにお気づきでしょうか?たとえば、日常生活でも

「会社のイメージ」「学校のイメージ」「他人のイメージ」など、よく言葉

にして話していると思います。また、思い出はほとんどイメージの世界である

ことなどでも、きっと、「なるほど」と、納得なさることでしょう。

 すでに亡くなられた、日本医科大教授で大脳生理学者の品川嘉也先生

(先生に直接ご指導いただいたことも度々ありました。

 また、著書「私は自分をこう変えたい」(同文館出版)一章

「大脳の不思議な世界を覗く」では、は先生との対談です。

 先生は「右脳コンピュータ」(ダイヤモンド社)の中で次のように述べて

いますので参考までご紹介しましょう。

“「初めにコトバありき」と聖書は言う。だがわたしに言わせれば、「初め

にイメージありき」なのである。人間は言葉によって思考すると主張する

人がいる。初めに言葉ありきと信じている限り、そう思うのはごく自然の

なりゆきであろう。だが大脳生理学的に見れば、コトバ以前に人間の脳内

(右脳)にはさまざまなイメージが躍動しているのである。

コトバとイメージ、そして論理とイメージは、複雑に絡まり合った糸の

ようになって、人間の脳の活動を支えている。“

 実は私も心理カウンセラーとして、先生の説に大変納得できるのです。

 私達も日常では言葉よりも、イメージを先行しているように思いますが

皆さんはどう感じるでしょうか?私達の大脳は、左の脳と右の脳と二つの

半球に分かれています。左の脳は「考える脳、(デジタル脳)」といわれ

また右の脳は「感じる脳(アナログ脳)」と言われます。意識的であり

論理的思考(書く、話す、考える、計算する)などは左の脳の役目です。

 それに対して右の脳は無意識的であり、感覚的(ピンと感じる、イメージ

音楽や絵画など)で、潜在意識のほとんどは右脳の中にあると言われています。

 その二つの脳は「脳梁」といわれる、二億本からなる神経線維の束で

結ばれていて、お互いに連絡をし合っていますが、それによって脳の正常

な働きが維持されています。たとえば、思い出を例にしますと、一人で

思い出しているときには、右脳の中で姿や形にしてイメージを描いていますが

その思い出話しを他の人にするときは、右脳からの脳梁を通して、左脳が

イメージを引き出して言語化して話すのです。

コメント
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