『ソロモン攻略戦』における機動戦について考えてみたい。

ジムはリックドムの背面に位置し、攻撃を受けることなく、2d6=11(速度11を計算に入れて)でビームスプレーガンを命中させることができる。
たとえば次のような状況であるとしよう。速度11のジムと速度14のリックドムが距離7ヘックスで向かい合っている。

ジムの総白兵戦値は17、リックドムの総白兵戦値は18。できればジムは白兵戦を避けたい。
ジムがここで停止して速度0(修正値+6)で射撃戦をいどんだ場合、ジムからの射撃は2d6=10以下で命中。いっぽうリックドムからの射撃は2d6=9以下で命中となる。一見ジム有利とも思えるが、火力は双方ともに11、ジムの装甲値は3、リックドムの装甲値は4なので、ジムは2d6=5以下で破壊、リックドムは2d6=4以下で破壊となる。どちらかといえば(感覚的にだが)ジムに不利だろう。
そこでジムは11移動力をもって次のような機動(マニューバー)を行う。
8rrr

ジムはリックドムの背面に位置し、攻撃を受けることなく、2d6=11(速度11を計算に入れて)でビームスプレーガンを命中させることができる。
攻撃が成功しなかった場合、次の手番ではリックドムに白兵戦をしかけられるか、背後をとられる可能性もあるだろう。
以上が『ソロモン攻略戦』における機動戦術(マニューバリング)の基本である。
これをふまえてシナリオ5「強行突破作戦」を再戦してみたい。
・選択ルールC 停止射撃の禁止(強制移動)
すべてのMS、MAは自身の移動フェイズに最小直進距離と同数以上の移動を強制される。ただし白兵戦時、およびソロモン要塞から3ヘックス以内である場合を例外とする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます