浅田真央＆金妍児

◆トリノ(GP)ファイナル_エキシビション　
　

◆浅田真央..勝負の重圧から開放され、華麗なジャンプを次々と鳥のように飛んだ。彼女の最大の敵、"プレッシャー"は、今日お休み...。

◆バレエのプリマドンナのような立たずまいで華麗なジャンプを飛ぶ浅田真央と、リンクに立つや抜群の表現力で観客を魅了する金妍児。この二人の最大のライバルは、誰あろう自分自身の中にいる・・。二人ともこれだけ難易度の高いプログラムを、極限の集中力で滑ることを自分自身に課しているのだ。この二人が共にパーフェクトな演技をする大会が来るだろうか?
もしその時に立ち会うことができたら、それは一生忘れられない至福の時間になることだろう!!


◆これほどの才能を持った少女が、同時期に二人現れるとは皮肉なものだ。ほんの少し時がずれていたなら、それぞれ無敵の女王になれたものを！

『天は浅田真央をこの世につくりながら、なぜ金妍児もつくるのだ？』...三国志は呉の軍師・周瑜が、深くうなずいていることだろう・・。

・・とはいえ、競技とは力が拮抗するほど面白く、ドラマチックであるほどファンを沸かせる。浅田真央が演技の後インタビューに答える言葉の中に、大人になってきたなと思わせる言葉が多くなっている。似たような境遇の二人、この先どのような大人のアスリートになっていくのか楽しみだ。周囲の大人が与える影響が強いと思うが・・・。


◆◇◆↓↓(2007年12月16日16時31分/ スポーツ報知）のニュースです。

>真央ちゃん１位、高橋３位…フィギュア世界ランキング　国際スケート連盟（ＩＳＵ）は１５日、フィギュアのグランプンプリ(ＧＰ）ファイナル終了後の最新の世界ランキングを発表し、女子でファイナル２位の浅田真央（愛知・中京大中京高）が３９３１点で１位を守った。
>ファイナル２連覇の金妍児（韓国）が３８９３点で２位。世界女王の安藤美姫（トヨタ自動車）が５位、中野友加里（早大）が７位で日本選手はトップ１０に３人が入った。

>男子はファイナル２位の高橋大輔（関大）が３７７６点の３位。２年ぶりにファイナルで優勝したステファン・ランビエル(スイス）が３９３２点で１位。ＧＰ欠場の織田信成（関大）が２９８７点で６位につけている。

>ランキングは直近の３シーズンが対象で、ファイナル優勝は８００点を獲得する。（共同）