事前にPDF版がアップされていましたので、そちらでチェック済みでしたが、今年の募集馬でファーストインプレッションが良かったのはこちらの2頭
既に繁殖として実績を積み重ねている母の産駒ですが、ディープと並ぶトップサイアーを父に迎え、活力漲る姿をここに披露しています。逞しい筋肉に覆われた前後躯に、ゆったりとした胴部は活躍した母の産駒の共通項で、重賞勝ち馬の兄2頭に続く活躍を期待せずにはいられません。筋肉質な体に反して素軽いフットワークですが、父から授かった悍性の強さが良いスパイスとなって、トップスピードへの切り替えの速さも特筆できます。マイル以下に実績のある一族ですが、そのメリハリの利いた走りや馬体面から中距離までは十分に対応可能です。 |
四肢が長めで腹回りが締まったスラッとした馬体ですが、伸びのあるトップラインからもこれから成長した姿を見るのが楽しみな1頭です。トモの踏み込みが深く、大きく力強い動きですが、繋は柔らかくバネの利いた歩様には思わず笑みがこぼれてしまいます。性格は繊細な面を感じさせますが、群れの中では負けず嫌いな気の強さも持ち合わせており、収牧後の息の入りの良さは優秀で、そのスタミナには目を見張るものがあります。母系の活躍馬は愛国、そして日本のクラシックであと一歩のところまで迫りましたが、その一族の悲願を本馬に託します。 |
カタログを見るまではクルソラ一本で大抽選会に突撃~ってな感じで考えてたんですが、馬体からピピッとくるものがありませんでしたし、測尺を見ると完全に除外ですね
ただ、候補の2頭も、トキオリアリティーは高齢になってからの産駒ということと脚元が水っぽいのが気になりますし、シルヴァースカヤは時間のかかるマンカフェ産駒という点と何より禁断の池江馬
素質馬揃いの厩舎だけに、以前の出資馬のように丁重な扱いで牧場送りにされることも想像されます
来週の見学ツアーではこの2頭を中心にチェックして、やっぱり出資に踏み切れないということになれば、最優先除外を狙って抽選倍率の高い人気馬に行くか、運命の出会いがあれば一目ぼれの仔に行くことになりそうです