例年だと通常募集馬を先に売ってからって感じで、この時期にはまだ募集してませんでしたけど、今年はどうしちゃったんでしょうねぇ
南半球産の募集期間を長くして売れ残りを少なくしたいという販売戦略の変更でしょうか
まあいい加減な推測はこの辺までとして…各馬の募集金額、予定厩舎、コメントは次のとおりとなっています
アクアダモーレの08 （父 Fusaichi Pegasus）、母父Danehill、牡栗東・吉田厩舎、 AU＄290,000→3,800万円（一口9.5万円）
【コメント】
父の産駒特有のメリハリの利いた骨格とたくましい筋力、抜群のバランスを誇るパーフェクトな馬体の持ち主です
トモの踏み込みの力強さもさることながら、歩くだけで漂わせるオーラは別格の存在です
初仔と思えないほどの立派な馬格に恵まれ、しっかりとした無駄のない好馬体は、アジア・マイル・チャレンジ第一戦の豪Ｇ１を制した母から受け継いだものでしょう
また、母の父デインヒルを彷彿させる顔と馬体からも、高いスピード能力を期待せずにはいられません
芝・ダート、条件を選ばないハイレベルなステージでビッグタイトルを狙ってもらいたい逸材です
キロフプリミエールの08 （父 Redoute's Choice）、母父Sadler's Wells、牡栗東・松永幹厩舎、 AU＄200,000→3,400万円（一口8.5万円）
【コメント】
勇ましい顔つきに10月生まれとは思えないほどすでに力強さがみなぎる馬体
光輝くその美しい馬体からは本馬の健康状態の良さがうかがえます
推進力は幅のあるトモからイメージでき、発達した筋肉とのバランスも素晴らしいの一言
豊富な筋肉にしっかりした踏み込みから、馬群を力強く抜け出すその走りが容易に想像できます
アメリカで「ジャパニーズスーパースター」と呼ばれた姉シーザリオの半弟であるが故のプレッシャー
それに屈しない強い精神力と爆発的な走りをターフで披露し、みずからもスーパースターになる可能性を秘めています
クリムゾンドーンの08 （父 Galileo）、母父Fasliyev、牡美浦・鹿戸雄厩舎、 AU＄100,000→2,000万円（一口5万円）
【コメント】
2007年のソルジャーオブフォーチュンによる愛ダービー制覇、翌2008年にはニューアプローチが英ダービーを制するなど、世界で活躍を見せるガリレオ産駒から魅力溢れる１頭です
本邦では３戦２勝で葉牡丹賞を制したミッションモードがクラシック有力候補に名乗り出ています
産駒がまだ少ないことから、日本を代表する可能性のある馬に出資できる大きなチャンス
豊富な骨量と柔軟な筋肉が外見と内面の両方の素晴らしさを物語っています
バランスのとれたその馬体と、柔軟性のある首から産み出されるその走り、想像を超越する馬かもしれません
≪ この記事中の情報はクラブの許可を得て掲載しています ≫
うーん、豪での落札金額は知ってましたが、それにしても高いですねぇ
輸入費用がかかるのはわかりますけど、半年遅生まれにこの価格はやっぱり二の足を踏んじゃいます
特にキロフの値段なんて、落札金額から…
シーザリオの下ということでクラブも高くても売れると読んだんでしょうけど、正直ちょっとやり過ぎかなと感じます
例年より早く募集されて、馬の状態もわからないこの時期の南半球産に申し込むのはやっぱりリスクが高過ぎますね
いくら素質があっても半年遅生まれというのは変わりませんので、同じ海外血統に行くなら、早来で順調に乗られてるピューリティー（父モンズーン）の方がいいと思うんだけどなぁ
