肝心の初陣はスタートで出遅れた上に道中で脚を使い、しかも勝負どころでは2度の不利
全くスムーズな競馬はできなかったものの、残り1ハロンでエンジンに着火、小差の4着にまで追い上げてくれました
「トモに弱いところが…」とか「気性が…」といったコメントが出ていたので、初戦は回ってくるだけだろなと思っていましたが、なんのなんの、その勝負根性や競走能力たるや、今後を楽しみにさせてくれるものがありそうです
札幌のウイナで会いたいね
■ RECENT STATE ■
6/4 堀厩舎 4日の東京競馬ではややゆっくりとしたスタートになり、無理のない程度にポジションを上げていく。直線に向いて伸ばしにかかるところで寄られる不利があり、最後は詰めてくるがロスも響いて4着まで。 「初めての競馬と言うこともあるので仕方ないのでしょうが、まだまだ競馬に気持ちが向いていないところがありましたね。それもあって後方からになってしまったと思いますが、徐々に前との差を詰めつつも勝利どころでの手応えは悪くなかったですね。あとはやはり直線です。最初は内の馬に急に寄られてしまい、その後に進路を確保できたと思ってからも、また違う馬に前に入られて2回は不利を受けてしまいました。それでも前にスペースできてからはしっかりと脚を使ってくれたように、ポテンシャルの高さを感じました。この血統なので楽しみにしていましたし、いい走りをお見せできず申し訳ありませんでした」(モレイラ騎手) 「気性的にも体質的にも初戦から良い競馬をさせたいと思っていたのですが、そう思うようにはいかなかったですね…。初めてということもありましたが、他馬からの影響もありました。スムーズな競馬ができていればと思うと残念ではありますが、評価できる部分もあるでしょうし、なんとか今後につなげていきたいです。このあとについては終わったばかりということもありますので、レース後の反動が気になるところでもありますし、状態をよく確認してから判断していきます」(堀師) 待望の初出走となりました。名手を背にしてのデビュー戦でもあり期待が高まりましたが、直線では大きな不利を受けスムーズさを欠きました。他の馬もいることなのでタラレバを言うのは良くありませんが、あの不利がなければとつい思いたくなってしまいました。しかし、結果は受け止めなければいけないでしょうし、このレース経験をなんとか今後に活かしていきたいところです。 |