以前、LOST WORLD製のA-2をご紹介したことがありましたが、A-2以外にも数着のFLIGHT JACKETを所有しております。 その中の一着が現在、米陸・海・空・海兵隊の全4軍で使用されている『CWU-45/P』です
CWU-45/Pは、インターミディエイトゾーン用(-10℃~10℃)というカテゴリに区分されます。 インターミディエイトゾーンのカテゴリで代表的なフライトジャケットといえばMA-1やB-15などがあり、A-2やL-2Bなどのライトゾーン用(10℃~30℃)よりも寒い時期・寒い地域で使用されるFLIGHT JACKETです
最大の特徴と言えば、AROMATIC POLYAMIDE (NOMEX ノーメックス) という難燃性の素材を使っているという事で、燃えはしないが炭化はするそうです 私は怖くて試した事はありません
約十年前に古着屋さんで購入した時はプレーン(パッチ無し)状態でしたが、数年前に横須賀にある、実際に米海軍納入実績のある業者さんに製作してもらいパッチを縫い付けてもらいました この横須賀の業者さんは、部隊パッチセットというものがあり、インターネットで購入した後、フライトジャケットを贈ると縫い付けてくれるので、私のような初心者でも手軽にフライトジャケットのカスタムが出来ます
・・・と言うことで、当時横須賀を母港としていたCV-63 USS KITTY HAWK(米海軍空母 キティホーク)に搭載されているCVW-5(第5空母航空団)所属のVFA-192 World Famous Golden Dragons(第192戦闘攻撃飛行隊:ワールド フェイマス ゴールデン ドラゴンズ)にしました。
メーカー:ISRATEX,INC.
モデル:CWU-45/P (第192戦闘攻撃飛行隊カスタム)
スペックナンバー:MIL-J-83388D
サイズ:MEDIUM (38-40)
私自身は非常に満足しております
ただ、妻には 『派手すぎる』 と言われました
右胸に付いているVFA-192 World Famous Golden Dragonsの飛行隊パッチです
地球を掴んでいるマスコットの金色の龍がとても愛らしいですよね
左胸「CV-63/CVW-5 FOREIGN LEGION」パッチ
第5空母航空団、アメリカ海軍航空母艦 キティーホークは、日本を守る外人部隊という意味でしょうか?
VFA-192"World Famous Golden Dragons"用アビエイターネームタグです。 塗潰された所にコールサイン(無線呼称)または氏名を入れますが、コールサイン・氏名の両方入れる方や、氏名だけ入れる方もいらっしゃるようですね 米海軍飛行部隊専用ネームタグには、これと言った決まりは無いようです
下の段は、LCDR(Lieutenant Commander)海軍少佐、USN(U,S,NAVY)米海軍の略です。
ネームタグは、裏面がベルクロ(マジックテープ)にて取り外しが出来るようになっています。
正式な場所には革製のネームタグを付けるそうです
右肩はVFA-192 肩五角形パッチ、左肩はVFA-192 肩丸パッチ
第192戦闘攻撃飛行隊はF/A-18Cを使用している部隊なので、両肩には部隊専用のF/A-18パッチが付きます
背中にもパッチを縫い付けてもらいました
上は「CVW-5」第5空母航空団パッチ
左は「CVW-5 Det.B OEF」不朽の自由作戦参加記念パッチ
右は「Operation Enduring Freedom/不朽の自由作戦 」参加記念パッチ
下は「航空100周年記念」VFA-192専用パッチ
米海軍の場合、左胸にネームタグ、右胸に飛行隊パッチ以外の規定は無いので、各自が好みのパッチを好みの位置に付けることができます。 そのおかげでフライトジャッケットに無数のパッチを縫い付けているアビエイターの方がいらっしゃるんですね
実際、米海軍ではフライトジャケットを見たらその人の部隊歴や職歴・作戦参加歴がわかるので『フライトジャケットは名刺代わり』と言われているそうです
米海軍では、飛行作戦時にフライトジャケットの着用が認められていないそうです。 その為フライトジャケットの着用は基地内だけという事になります。
私のCWU-45/P『VFA-192 World Famous Golden Dragons』カスタムはパッチ構成からするとLCDR(Lieutenant Commander)海軍少佐という階級はちょっと無理があるそうで、LT(Lieutenant)海軍大尉かLTJG(Lieutenant, Junior Grade)海軍中尉が妥当だそうです
なにぶん初心者だったもので~