三十数年ぶりに
クルマが一台、やっと通れるだけの道を駆け上がると
店の前に辿り着きます。
営業中を知らせる回転灯と看板を、目の片隅に置きながら
もう一度との思いが
最近なぜか頓に強くなりつつも
タイミングが合うまで、およそ二年程(笑)かかり
三十数年ぶりとなる”珈琲館サム”へ
喫茶店として40年あまりー
時を重ねても、変わらないと思える風味の珈琲と共に
澄んだ空間の中に、意識だけが埋もれそうになりながら
たまたま、某誌の巻末を開いてみたら
そう言えば・・・
当時、アイドルとして活躍されたこの方の
バリバリのファンだった頃と、真新しいサムで珈琲を飲んでいた頃が
同じだった事に、気がつきました(笑)