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老若男女

2006-02-20 00:35:55 | 風景
 ひどいニュースが重なっている。景気も回復の兆しを見せている様子だし、トリノオリンピックやドイツワールドカップがあったりと、元気がでそうなニュースも多いのに。なぜなんだろう?

 滋賀県の幼稚園児刺殺事件、宮城県での刺殺事件などを含めてあまりにも簡単に”刺殺”が繰り返されている。

 この日記でも書いたが、神戸の少年Aの事件や、九州のバスジャック事件、つい最近判決が出た宮崎勤事件などの事件の時は、”異常性”が取りざたされていたがいまや少年ではなく”大人や同じ年の子供を持つ女性”にまでその異常性が広がっているように思える。

 なぜそんな簡単に人を刺せるのだろうか?

 どこか”こうあらねばならない”といった社会の暗黙の認識、あるいは強制が人を知らず知らずのうちに抑圧された状況に追いやっているのだろうか?
 それとも、自分と同じ価値観でないと、力ずくで排除するという考え方が一般化してきたのだろうか?
 もしかしたら、”我慢・辛抱・忍耐”なんていう言葉をどこかに置き忘れて、自分の運や人生を恨んでいて、その憂さ晴らしで人を刺すのだろうか?

 モーセの十戒という言葉は殆どの人が聞いたことがあるだろう。必ずしも宗教的な意味ではなく、当たり前の十の約束だ。

1.ヤハウェが唯一の神である
2.偶像を作ってはならない
3.神の名をいたずらに取り上げてはならないこと
4.安息日を守ること
5.父母を敬うこと
6.殺人をしてはいけないこと
7.姦淫をしてはいけないこと
8.盗んではいけないこと
9.偽証してはいけないこと
10.隣人の家をむさぼってはいけないこと
(プロテスタントの主な宗派における数え方による)
  WikiPediaより

この5から10。何千年も前から言い続けられていることだということを2つの面から改めてここに記したい。

 1つは、何千年も言い続けないといけないぐらい人間はこれらの事を守れない。
 もう1つは、人間が社会で生きてゆく限り、これらのことはやっぱり守らなければならない。

 老若男女問わず改めてきちんと認識すべきだし、堂々と胸をはって守るべき事だと思う。



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