今日の東京は昨夜からの降雪で一面の雪景色。自然を前にして人の小ささがよくわかる。
もともと天気予報でも報じられていた通りの天候だったのと、平日ではなかったこともあって、比較的ゆっくりとした一日だった。平日ならば会社員らが”時間に間に合わない”だのなんだのといって駅員に詰め寄ったりするのだろうから、鉄道関係者はそれなりに胸をなで下ろしているのではないだろうか?
対応も、落ち着いていて、都内を走る列車も70%ぐらいの間引き運転だったりしたのも影響しているのかもしれない。
さて、このように雪が降って都内でも8CMぐらいの積雪だと報じられているのを聞くのも久しぶりだなあとおもってふと気がついた。日本には四季がきちんとあって春には桜が咲き、初夏には梅雨とあじさい、夏は、都会独特の高温高湿度の気象と台風、秋には、サンマや松茸、冬には・・・。そう都会で冬だと強く自覚することって最近あんまりなかったなぁと。せいぜいクリスマスシーズンとかお正月とかで、気候を感じるようなものが特に都会では減ってきているように思う。
今回の雪にあるように、まさに真冬だと感じさせてくれたのは何年ぶりかなぁと改めて考えてみた。それくらい”真冬”を感じさせる物が減ってきている都会の生活に、今回の雪は改めて”四季”の存在を認識させてくれたように思う。もちろんこの都会に降った雪で、怪我をされた方には、早く回復されることを思うから、不謹慎な発言は控えなきゃいけないが、そのように季節を感じさせることをもっと味わってみても良いと思う。
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