プロフィールにもあるように、ごくたま~~にですが、薬局で調剤の仕事をしています。
整形外科クリニックの隣りなので、お年寄りはもちろん、仕事や事故で体を痛めた働き盛りから子どもまで、けっこう幅広く様々な患者さんが訪れます。
この間、骨の一部に炎症を起こして何ヶ月も治らないという中学生が母親と一緒にやってきました。
薬をお渡ししながら話を聞くと、部活で筋トレをしすぎたためとのこと。
本当は部活を休ませたいのだけど、熱心な顧問の先生や友達の手前もあって、無理して練習を続けてしまうので中々よくならない。
「真面目でつい頑張っちゃう子なので・・・。将来への影響も心配なんです」と顔を曇らせるお母さん。
鎮痛剤と湿布を受け取り「つい話が長くなってしまって・・・。聞いてくれて、ありがとうございました」と言って、帰っていかれました。
行き過ぎた部活が「ブラック部活」などと社会問題にもなっていて、よく教師の長時間労働の主な原因と言われているけれど、追い詰められているのは子どもも同じ。
以前、部活のガイドラインの策定について、私も本会議で質問したことがあるけれど・・・。
薬局の窓口に立っていると、部活で体を壊してしまった子どもが後を絶たず、そのたびに悲しくなるのです。
さて、写真はもう一つの役目、学校薬剤師として。
5年生の教室で、空気の汚れと室内の明るさを図りました。
この日の授業は、何やらキットを組み立てて、スイッチを入れるとコイルがくるくる回るようなメカを完成させるというもの。
こちらは、二酸化炭素濃度測定器
休み時間には「ナニしてるの?」と子どもたちが寄ってくるので、
「空気中の二酸化炭素が多すぎると、頭が痛くなったり気持ち悪くなったりこともあるからね。このガラス管の先の色が変わるほど、濃度が高いってことなんだよ~」
などと説明します。
「へ~っ!」と興味深そうに覗き込む子どもたちに出会えるのが、学校薬剤師の楽しみなのです。
ちなみに二酸化炭素濃度って、教室で窓を締め切っていると、場合によっては15分くらいで簡単に基準値を超えちゃうんですよ。
パフォーマンスは低下するしインフルエンザにもかかりやすくなるので、教室やオフィスなどの換気はこまめに行いましょう!
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整形外科クリニックの隣りなので、お年寄りはもちろん、仕事や事故で体を痛めた働き盛りから子どもまで、けっこう幅広く様々な患者さんが訪れます。
この間、骨の一部に炎症を起こして何ヶ月も治らないという中学生が母親と一緒にやってきました。
薬をお渡ししながら話を聞くと、部活で筋トレをしすぎたためとのこと。
本当は部活を休ませたいのだけど、熱心な顧問の先生や友達の手前もあって、無理して練習を続けてしまうので中々よくならない。
「真面目でつい頑張っちゃう子なので・・・。将来への影響も心配なんです」と顔を曇らせるお母さん。
鎮痛剤と湿布を受け取り「つい話が長くなってしまって・・・。聞いてくれて、ありがとうございました」と言って、帰っていかれました。
行き過ぎた部活が「ブラック部活」などと社会問題にもなっていて、よく教師の長時間労働の主な原因と言われているけれど、追い詰められているのは子どもも同じ。
以前、部活のガイドラインの策定について、私も本会議で質問したことがあるけれど・・・。
薬局の窓口に立っていると、部活で体を壊してしまった子どもが後を絶たず、そのたびに悲しくなるのです。
さて、写真はもう一つの役目、学校薬剤師として。
5年生の教室で、空気の汚れと室内の明るさを図りました。
この日の授業は、何やらキットを組み立てて、スイッチを入れるとコイルがくるくる回るようなメカを完成させるというもの。
こちらは、二酸化炭素濃度測定器
休み時間には「ナニしてるの?」と子どもたちが寄ってくるので、
「空気中の二酸化炭素が多すぎると、頭が痛くなったり気持ち悪くなったりこともあるからね。このガラス管の先の色が変わるほど、濃度が高いってことなんだよ~」
などと説明します。
「へ~っ!」と興味深そうに覗き込む子どもたちに出会えるのが、学校薬剤師の楽しみなのです。
ちなみに二酸化炭素濃度って、教室で窓を締め切っていると、場合によっては15分くらいで簡単に基準値を超えちゃうんですよ。
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