■首里城/正殿・火焔宝珠■
すべてを赤く染めた王宮がやがて眠りの時間につく。 そのとき、一筋の光条が正殿中央の火焔宝珠を狙うように差したではないか。 すぐさま宝珠が光条を反射し、京の内のアザナを照らす。 「おおおっ。神が祝福されておられる……」 太陽を模した火焔宝珠は京の内に反射するように若干傾けて設置されている。 一年のある時期、この一瞬のためだけに仕掛けられた演出だった。 「テンペスト(下) 423-」より (池上永一著/角川書店) はいー。 沖縄にやってきましたフミさんのために(?) 今回のトピックは首里城正殿の唐破風にあります、 唐破風自体は、寺院でもよく見られる日本の建築様式の一種ですが、 首里城正殿を前にすると、 という人が多いのですが、 是非、入り口間近まで近づいて、 今回の正殿の漆の塗りなおし作業は、 ちょいと、画像加工で遊んでみました。 火焔宝珠フラーッシュ!!!!(笑)
夕日が王宮を照らす。
テンペスト行脚を続けます
火焔宝珠(かえんほうじゅ)。
火焔宝珠をはじめとする中の装飾は日本の唐破風には見られない、
琉球独自のものになっています。
ついつい、御庭の真ん中で記念写真を撮って終わり、
木彫国の見事さ、この色や、装飾、獅子や龍の表情ひとつひとつまで
じっくり味わっていただきたいと思います。
この唐破風は該当しないのでしっかり見れると思いますヨ。
ちなみに、奉神門ビームはこちら(笑)