サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

バイクの事故を目撃

2006-11-06 | 人間を観察
普通に歩道を歩いていたら、聞き慣れない「ポスッ」というタイヤの空気が抜けたような大きな音が聞こえた。タイヤがパンクした音かなぁ(?)と後ろをふりかえると、反対車線で車が一台止まっていた。

あれ?
何か違和感を感じてジッと見ていたら、何と車の右後部下から人間がニョキっと現れた。とすると、車の下にある金属の固まりは、もしやバイク?ということは、バイクが車後部に突っ込んだのかぁ??

バイクの持ち主は足をスリスリと擦っているものの、何とか立ち上がる事はできたらしく、そのまま車の後部で放心状態になっていた。

数秒後、運転席と助手席から質の悪そうな男が二人、バイクのお兄ちゃんに近づいて罵声を浴びせていた。それも、かなりの巻き舌口調。バイクのお兄ちゃんは首をうなだれて、ひたすら謝っているようだった。

ここは直線道路。しょっちゅう事故も起きている。今回は私は目撃者ではないから、どちらがどうだとは全く分からない。でもね、例えバイクのお兄ちゃんの前方不注意だとしても、まずは怪我がないかどうかって聞くのが普通じゃないの?それに怪我がなさそうなら、とりあえず警察呼んで、当事者同士は歩道の安全なところで話つければいいじゃない。でも、車から降りて来た男二人は、ずっと車道で怒鳴り散らしているだけだった。なんだか怪しい…。もしかしてあの車、わざと急ブレーキを踏んでバイクを転倒させたのでは?それに、彼らは警察にちゃんと通報するんだろうか?

とりあえず近くの交差点にある交番に向かい、白髪まじりのお巡りさんに事情を説明した。分かりましたというので直ぐにチャリンコで行ってくれるのかと期待していたら、のんびり書類を整理している…。緊急性が伝わらなかったのかなぁ?もっと大げさに話した方が良かった?あのバイクのお兄ちゃん、今頃きっとボコボコにされているよぉ…。

私の知り合いでもバイクの接触事故でひどい目に遭ったという人が何人かいる。彼らに共通していたのは、事故の直後に警察に通報しなかった(出来なかった)こと。今では平穏に暮らしている彼らは、それをとっても悔やんでいた。今日見たバイクのお兄ちゃんも、その一人にならなければ良いのだけれど…。
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