大谷の昨日のボストンでのリアル二刀流登板は鬼気迫るものがあった。
1球投げるごとに唸り声を上げ、バッタバッタと三振を取っていった。
その気迫はバットにも乗り移り、フェンス直撃弾を2発かっ飛ばした。
そして、そのまま東海岸から長距離フライトで西海岸の本拠地まで帰ってきた。
休みなく今日のナショナルズ戦。
マドン監督は大谷に「休むか?」と打診したそうだ。
大谷はキッパリ「いや出ます」と言ったとか。
それでホームランでも打ってくれたら原稿になるのだが…。
しかし、今日の大谷は不発だった。
第1打席から二ゴロ(1打点)、空振り三振、申告敬遠、遊ゴロで、3打数無安打1打点1四球1三振だった。
通算では107打数25安打4本塁打14打点4盗塁で打率.234。
また打率を下げた。
これに対し、投手としては3連勝(2敗)、防御率3.08。
最近は投手として凄みが増している。
昨日も僕は打者だけの出場だったら、徹夜までして観なかったろう。
それくらい今年は投手大谷に魅力がある。
エンジェルスは只今18勝10敗でア・リーグ西地区首位。
2018年以来の貯金8だ。
20年ぶりの世界一を狙おうと思ったら、投手大谷の大車輪の活躍が絶対条件ではないだろうか。
アメリカの某評論家も「大谷の球は超一流。バットを置いたらサイ・ヤング賞を狙える」と絶賛している。
僕はバットを置けとは言わないが、去年は二刀流でMVP取ったことだし、今年は優勝と投手最高峰の賞サイ・ヤング賞を狙ったら、などと凡打を打つ大谷を観ていて思った。
トラウトはもちろんウォルシュ、ウォード、マーシュらが生き生きしてます。あとは不良債権レンドン、そしてフレッチャーが復活すれば、打線はトップクラス。18年のように大失速はしないと、、、、、、、、、。
やっぱり、原巨人のように主力の怪我離脱が怖いですね。
大谷選手に大事無いように願いたい。きょうの遊ゴロで全力疾走が見られなかったのは老婆心ながら、不安材料です。
今年のエンジェルスは一味違うと思いますよ。
打撃陣は元々凄かったのですが、今年は投手陣もある程度整備されてます。テペラ→ループ→イグレシアスの勝利の方程式もできたし、シンダーガード、ロレンゼンという計算できる先発投手も補強しました。
これに大谷投手が大活躍してくれたら、鬼に金棒じゃないかと思いますが。
それはともかく大谷くんには一年を無事に全うして貰いたいですね。