和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

始めての招待。

2012-04-20 | 短文紹介
4月20日産経新聞一面。
「春の園遊会」が写真入りで載っており。
そこに「台湾の台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表(大使に相当)も、代表として始めて招待された。・・」とありました。

産経の一面左には、千住真理子さんが「被災地に【日本のうた】を」という文を寄せております。すこし引用。

「私が『赤とんぼ』や『荒城の月』などの『日本のうた』を弾こうと思ったのは、去年の震災後である。それまで『日本のうた』はクラシック演奏家の弾くジャンルではないと思っていた。・・・それが昨年の震災以降、私の考えは百八十度変わった。・・・・早速、作曲家の兄である千住明に相談した。明兄もまた同じ想いであった。兄は『僕だけでなく、僕が尊敬する同業者にも声をかけよう』と何人かの日本を代表する作曲家の方々に声をかけ、賛同してくださった小六禮次郎氏、渡辺俊幸氏、服部隆之氏、朝川朋之氏、山下康介氏が加わり、『故郷』『もみじ』『この道』など『クラシック版日本のうた』12曲が完成した。それは単なる編曲にとどまらず、おのおののアーティストが魂込めて創作する『作品』として生まれ変わっていた。どの曲も昔ながらのメロディーが経年変化して厚みを増した、味わい深い名曲へと装いを新たにしていた。・・・この夏にも被災地へボランティア演奏に行こうと思う。まだ何も解決してはいない暮らしの中、どのようなメロディーが安らぎを与えるのか、私はまだ悩んでいる。」

まずは聞いてみようと、
千住真理子さんの「日本のうた」CDを注文することに。

以前、ネット書店の検索をしていたら、
財団法人日本消防協会編「消防団の闘い 3・11東日本大震災」(発行・近代消防社・2000円税込み)が出ているので、取り寄せました。300ページほどに各消防団の団長・分団長などの方々への聞き書きが丁寧に記録されております。「6県の消防団員(2市長含む)計63名に、震災後の平成23年7月から10月にかけてインタビューしたものをまとめたものである。」とあります。インタビューされた方の写真入りで、消防団歴と職業と年齢が入っております。40代がおりますが、中心は50代で、60代もおり、中には70代の方もいらっしゃる。本文は未読です。第4章には平成23年11月29日に天皇皇后両陛下のご臨席のもと「東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭」が執り行われた」とあるのでした。
そういえば、
2012年3月11日の政府の追悼式典での天皇陛下哀悼のお言葉のはじめに、

「・・1年前の今日、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。・・」というお言葉があったことをあらためて思い起こします。

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