*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

神との邂逅・2

2012年04月04日 | blog

内田氏のギターに
ほんとうの意味で出逢ったのは
憂歌団のシカゴ・バウンドという曲だった。

それまでは、知っていはいても
自分が若すぎて、その魅力がわからずにいた時期もあった。


スローなスライドギターで始まるイントロに
数秒で どんどん惹かれ、
そのイントロが終わって歌に入る直前に
ポポーンと入ったピッキング・ハーモニクスに

わたしは完全にノックアウトされた。


虚を衝かれたというか
ここでハーモニクス。
なんて、なんて粋なんだろぅって
視界がグラッと歪むほど粋だった。
それが最初の出逢い。


上手とかテクニックとか
そういうのは言うまでもないけれど
そういうことじゃなくて
内田氏のギターは
わたしに安息を与えてくれる。

すごく疲れてるときにCDかけたことがあって、
ふわぁっと肩の荷が下りる思いがしたの。

自由で、
エモーショナルで
ふわりと余裕があって、

ぎゅっと引っ張られたかと思うと、糸をゆるめられて
意表をつかれてどんどん惹きこまれる。


心が疲れて固まり気味のときに聴くと
「まぁ、いっか」と思えたり、
人生が愛すべきものに思えてくる。

すごくあったかいんだ内田さんのギター。
なんか、カンパイ!って気分

お酒を飲んでしばらくした頃の
ちょっとふわぁっとしてくるときのようないい気分になる。


神との邂逅・1

2012年04月04日 | blog

彼女とは、2年ほど前に
夜のマンションの屋上で知り合った。

そして仲良くなった。

出会って2年弱が過ぎたある日、

おうちで飲みながら
彼女がなにかの話の途中でサラリと言った。


「あーそういえば言ってませんでしたっけ?
わたしの○○は、ギタリストなんですよ。」


メグ「へー、そうですか」

彼女「なんか、けっこう有名ですよ
内田○太郎っていうんですが、知ってます?
よくウチ来るんで、どうですか、今度そのとき一緒に」

メグ「


しばらく状況を飲み込めずに
頭のなかで事象がつながらず
目がテンになってしまった

そ・・・う・・いえ・・・ば・・彼女
旧姓、内田さんだった・・・ね・・・
え? 今度いっしょに・・・?
ええええーーーーッ
である。

知ってるどころぢゃないよーっ


上記は数ヶ月前の話である。
そうして私はついに今夜
ブルースギターの神と邂逅したのである。

つづく