和かあさんの日々の記録

親は一生親だけど、一応子育てが終わったので和母さん定年退職。

街の本屋さん

2022-11-13 | 日記
羽鳥好之「尚、赫々たれ 立花宗茂残照」を読みたいと思った。
11月16日に八重洲ブックセンターに行けばサインも頂けるということなので、そうしたかったのだが、いろいろな事情で無理そうなので「街の本屋さん」で買うことにした。

ネットで買うことも考えたのだけれど、今回は思いきって近くの本屋さんに注文した。
私にとっては一番大変なことだった。

と言うのは、この本屋さんは私の幼馴染の店だったから…

もう2年以上足を運んでいない。

あの日、私はいつもの通り本を選んで彼女とお喋りをして買って帰るつもりでいた。
ところが、彼女は忙しそうに何かの業者さんに色々指示をしていたので、また今度来た時に話そうと、買い物だけ済ませて帰ったのだった。
コロナでマスクをしていたので私に気が付かなかったのだろうと思っていた。

それから数日後、近くに住む友人に「あの本屋さん幼馴染なのよ」と話すと、その友人は「たしかあそこの奥さんは先日亡くなったよ。ウチのお父さんと本屋さんは友達だから昨日お通夜に行ってきたところ…」と言う。

あまりのショックにどうしていいのか分からなくなり、それっきり。


今回電話したら、なかなか繋がらなかったので廃業したのかと思った。
やっと繋がった時「やってますか?」と馬鹿げた質問をしてしまった。

注文すると 「二週間くらいかかるかも知れないけれどいいですか?」

そのくらい時間があった方がいい。気持ちの整理がつくから。


それから、私は新潟三条燕経由で京都に出かけた。
かねてから行きたかった金物の町。
珍しく定価で沢山の買い物をした。

上越で泊まり、一日かけて富山福井滋賀を通って京都に入った。
京都では四条に用事が有ったのだ。
どういう行程で走ったのか知りたくて、京大隣の地図屋さんで地図を買った。

その並びに有る眼鏡屋でメガネも買った。
昼時だったので、眼鏡屋さんでランチ。
オススメのナシゴレンをいただいた。
美味しかった。
食べていると

お皿! さすが眼鏡屋さん笑



帰宅すると本が届いているとの留守電が入っていた。
すぐに取りに行った。
気になっていた命日等をお聞きしてひとまず落ち着いた。

それからゆっくり店内を回る。
買う予定ではない物も、街の本屋さんだと、つい買ってしまう。

これが良いのだ!

最近、用事があってブックオフに入った事がある。
あちこちに「コロナ云々、本は手に取らないで…」と書いてあった。
何のために本屋に足を運んでいるのか分からないのか怒

友達は街の本屋さんが減っている状態を嘆いていた。
文化が途絶えてしまう…と。

仕方がないことかも知れないけれど。
それでも私は出来るだけ街の本屋さんを利用しようと思った。

ずっと探していた梨木果歩の「西の魔女が死んだ」を見つけた。
もう二冊はおまけ。買う必要もなかったんだけれど…

眼鏡も有る!
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コメント
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