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東京散歩 その5-市谷亀岡八幡宮

2019-08-04 16:27:42 | 遺跡・寺社
JR市ヶ谷駅の近くに、市谷亀岡八幡宮(いちがや かめがおか はちまんぐう)があります。
靖国通りから少し引っ込んだところにあるのであまり目立ちませんが、入ってみるとそこそこの規模のある神社です。
都会の中にもかかわらず、木々に囲まれしっとりとした霊気を感じさせる雰囲気を残しています。
代わる代わるひっきりなしに、参拝者がやってきていました。地元では愛されているのだと思います。

ここには亀岡八幡宮をはじめ、4つの神社が集合しています。


亀岡八幡宮入口。右には駿河台予備校市ヶ谷校舎があります。


社に上がる階段はけっこう急です。沖積層から洪積層に上がっていったところにあるような、防衛省のビル群の立つ台地と地続きの高台にあります。


階段の途中の左に、一つ目の茶ノ木稲荷神社があります。
1000年以上前に、弘法大師の建立と伝えられています。




階段を登りきると、鳥居があります。


そして、左には二つ目の社、金刀比羅宮があります。


右にあるのは三つ目の、出世稲荷神社。


そして一番奥にある四つ目が、市谷亀岡八幡宮。
太田道灌が1479年、江戸城築城の際に西方の守護神として鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を祀ったのが始まりと言われています。


西には防衛省が見えます。


亀岡八幡宮の社から鳥居の方向を望む。
江戸時代には、茶屋や見世物小屋も立ち並び、にぎわっていたそうです。


歌川広重・名所江戸百景の『市ヶ谷八幡』。