「あつい夏におすすめしたい音楽・第1弾」を、2018年8月4日にアップしてから4年が経ってしまいましたが、第2弾をご紹介したいと思います。
1枚目が、2022年2月にリリースされたビーチハウスの8枚目のアルバム、ワンス・トワイス・メロディー。バンド名からして夏らしくて、軽いイメージがありますが、音はポップながら、けっこうシリアスでマニアックです。フランス人女性とアメリカ人男性がアメリカで結成したデュオで、ジャンルはドリームポップとよばれています。本人たちはそういうカテゴライズされることを望んでいないようですが。私は、シド・バレットを始め、サイケデリックなポップ・ロックがとても好みなのですが、最近はそういう方向性の音楽をドリームポップとよんだりするようです。
このアルバムのPVは、アニメーションと歌詞が付いていて、音と映像を楽しみながら歌詞も追えます。この夏、はまっています。
BEACH HOUSE - ONCE TWICE MELODY (LYRIC ANIMATION)
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ドリームポップという言葉ができる前から、ドリームポップ的な音楽を作っていたジョイジッパー。こちらは、ニューヨークの男女デュオです。このジャンルは男女デュオが多いんでしょうか。このジョイジッパーというタイトルのアルバムは、2000年にリリースされた1枚目のアルバム。CDに付いていた紹介文で、カヒミ・カリィが「聴いた瞬間に引き込まれてしまった!この1枚で退屈な夏は何処かへ消えて、それは忘れられない時間に変わるでしょう」と書いています。ヴェルヴェットアンダーグラウンドの1枚目のような甘美なイリュージョンが描かれています。
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このアルバムの後にも、2003年、2005年と、2枚のアルバムを出していたのですが、ここ15年以上音沙汰がありません。どうしたのでしょう?と思って、YouTubeを探していたら、こんなのが見つかりました。ロックダウン中の録画ということなので、比較的最近のもののようです。キャンプのテントの中で、息子さん?もいっしょに映っています。彼ららしい、ルー・リードばりの曲です。ニュー・アルバムが待ち遠しいです。
Joy Zipper - Chasing Time