新治市民の森に行ってきました(2024年12月1日)。
横浜市緑区にある新治市民の森は、70ヘクタール(東京ディズニーランド1.4個分)と市内で最大面積の「奇跡の森」とも言われる樹林です。平成12年開園なので比較的最近になって整備・公開がされた公園のようです。横浜線十日市場駅から歩いて20分の距離にあります。もともとこのあたりは森林が多かったので緑区と名前が付けられたということですが、広大だった森林は現在、宅地開発によって、新治市民の森、美保市民の森、県立四季の森、ズーラシア、横浜動物の森公園などに分断されています。
私の実家のある茨城県筑西市には新治(にいはり)という地名が古くからあり、新治(にいはり)駅を使い、新治(にいはり)小学校に通っていましたが、横浜のここは新治(にいはる)と呼ぶそうで、その呼び方になかなか慣れないです。
横浜線十日市場駅を出て南口商店街を歩いていきます。日曜日の13:30くらいですが、人通りが少ないです。
やがて、集合住宅地となり、
分岐点から森へと向かう道に入ります。
左の森と右の住宅街が、細い道とフェンスで区切られているところを歩いていきます。
車道に出て歩いていくと、右側に横浜創英大学というのがありました。横浜創英中学・高校はうちの近くにあるのですが、大学もあったとははじめて知りました。このあたりには、他にも大学や学校がたくさんあるようです。
市民の森の駐車場。ここから森に入ります。駅から歩いて30分くらいかかったでしょうか。
にいはる森工房というところで、おそらく森の木を伐採して作った工芸品的なものが展示販売されていました。
新治市民の森の地図。アフリカ大陸?心臓?のような形。この日は、左のほうに赤く示された現在地から右上のほうの新治小学校に向かって歩きました。森のほんの一部です。
丹沢なんかにもありそうな、いい感じの山道です。原生林というより、里山の林です。
照葉樹林。手入れがされているのでしょうね。下草にもあるていど光が届いています。
紅葉もきれい。
池ぶち公園近くの、池というか湿地帯。
くぬぎ広場。
紅葉が日にあたっていっそう映えています。温かくなったら、ここで簡易テントとか開けそうかな。
くぬぎ広場のあたりから、民家が増えてきました。森と私有地がモザイク状になっているのです。
田んぼがあるのも珍しいです。
横浜市立新治(にいはる)小学校に着きました。私が卒業したのは筑西市立(旧協和町立)新治(にいはり)小学校です。
今回私が歩いたのは、池ぶちルートといって、森のほんの一部です。他にも様々なルートがあるようなので、今後歩いてみようと思います。丹沢や鎌倉アルプスまで行かなくてもお手軽に森林浴ができる、いい場所が見つかりました。
駅前はこんなところなんですね。
名前からしてもっと古い街かと思って
いました。
大きな森が残って良かったですね。
土地の用途が森、田畑、市街地、
商店、住宅、工場などと綺麗に分別
されないうちに、パラパラと順番に
開発されてしまってぐちゃぐちゃに
なるのが常ですから。
森はそんなにきついアップダウンは
なさそうだし、整備されて歩きやす
そうです。市民が親しめるところ
なんでしょう。途中で戸建て住宅が
混じるのもいいですね。
奥様、下館出身ですよね。新治にも来られたことがあるのですね。なんにもないド田舎です。
新治のもんには下館は垢ぬけていて、館最中も知らなくって、最近初めて食べました。うまかったです。
普通、十日市場駅に用はないですよね。私は15年ほど前に、車のディーラーが近くにあったので、1、2度来たくらいです。当時は、新治市民の森の存在は知りませんでした。
よくこれだけの森が残ったもんだと思います。奇跡の森とも言われる所以です。戸建て住宅と共存していますね。田んぼや畑もあるし。だから、原生林というよりは、里山という風情があります。