山歩きの記事が続きます。文化の日に大山に登ってきました(2022年11月3日)。
丹沢を代表する山、江戸時代の大山講でも知られる大山に登るのは、今回4回目です。1回目は出足が遅くて途中で断念、2回目はなんとか登頂、3回目はヤビツ峠から登頂して下りはケーブルカーを使わないで女坂を下りる、という過去の大山登山歴がありました。11月半ばからは、紅葉のライトアップがされて非常に混雑するということなので、その前のタイミングに家族で行ってきました。
伊勢原駅からのバスは臨時便が出ていたのであまり待つことはありませんでした。バスで大山ケーブル駅バス停まで移動します。バス停に着く手前のほうが大山の山容がわかりやすいので、車窓から撮影。
バスを降りて(標高約300m)、こま参道を上がります。
ケーブルカーに乗ります(標高400m)。車両は最近新しくなりました。こちらも、いつもの20分間隔から8分間隔に変更しての臨時ダイヤです。
大山寺駅で、下りの車両とすれ違い。
阿夫利神社駅(標高678m)近くまで来ると、だいぶ高度が上がったかんじがします。
阿夫利神社下社の境内。
下社からの眺めは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャパンの2015年版で2つ星が付いたとのこと。私が持っている2010年版には大山じたい載っていません。
上のほうからいいかんじに紅葉してきています。
軽く休憩したのち、下社左わきの表参道という登山道に入ります。約600mの標高差を登ることになります。
夫婦杉。
天狗の鼻突き岩。
富士見台。登山道にはこうした名所が各所にあって、江戸時代の大山講参拝者を楽しませたのでしょうね。
もちろん、いい天気ですから、富士山がよく見えました。
このあたりから混雑してきました。
鳥居まで来たので、頂上はもう少し。
ん?ニール・ヤングですか?
ここは、丹沢の山並みがよく見える地点です。左の塔ノ岳につながる手前の表尾根と奥の丹沢主脈がわかります。
28丁目で、ついに登頂。
標高1252m。
山頂でお湯をわかして、コーヒーやレトルトご飯を食しました。
東には、相模川と海老名市街が、奥には横浜なとみらいも見えます。
南東には、相模湾や江ノ島、奥には三浦半島が見えます。
下山は、比較的勾配がゆるい見晴台経由の経路を行きます。
途中の見晴台からは大山山頂が望めます。
このあたりは、ススキと紅葉で秋らしさをとても感じます。
見晴台の少し下で、親子のニホンジカに遭遇。前来た時もここでバンビを見ているので、このあたりが定住域のようです。これは母ジカのよう。
こちらは、子ジカ(バンビ)ですね。山って、こういう野生動物に出会えることも醍醐味だと思います。
二重滝。
ケーブルカーの駅からの夕方の眺め。
ケーブルカーを降りたら、こま参道を通って帰ります。
このあたりは宿も多く、昔の人は前後泊して、ゆっくり楽しんで帰ったのでしょうね。明日は仕事も学校もあるので、今日のうちにさっさと家まで帰らなければいけない私たちです。
あの格好をしていたのは、小学生の娘です。もちろん、娘はニール・ヤングなんて知りません。私がオールド・ロック趣味のためピンときました。
山で犬を連れてきている人をほとんど見たことないのですが、そういうこと(ケージが必須)なのですね。以前、人が少ない山で凶暴そうな猟犬と猟師さんが下山してくるところを見たことがあります。それは特殊な例ですね。
ダメなようです。ケージにいれないと
いけないらしい。ん~~、無理かな。
自分のケージを持って上がると
その後持ち歩くの厄介です。
乗り場で貸してくれるらしいのですが
誰がどう使っているかわからず、それは
避けたいです。
残念。
画像から、よくこれを連想されましたね。
神奈川県民にとっては大山ってなじみが
ある山だと思います。下から眺めた時の
形がいいです。立派です。甲斐駒に似て
いるかな。
今は鎌倉からも道路のアクセスがよく
なって、簡単に行けます。でもまだ
大山のケーブルカーには乗ったことが
ないです。ワンコも抱っこしていれば
乗れるということなので、我々も
いつか行ってみようと思っております。
今回の投稿で、かなり様子がわかりました。
ありがとうございます。