岩元先輩ノ推薦 5巻
超常現象を調査して能力者を学園に推薦する
漫画、椎橋寛
“ぬらりひょんの孫”の作者さんの
現在連載中の作品。
超常現象を調査して能力者を学園に推薦する
岩元先輩のお話。
5巻表紙は、佐々眼流雨。
彼が居る場所は雨が降るという雨男。
室内でもお構いなしなのが凄い。
（某CMの高橋一生さんの雨男が
頭に浮かんでしまった。全然違うけどね。）
今巻は、英国との能力者の奪い合いは
小競り合い程度に感じるのは
英国に奪われずに済んだからかな。
比較的、ホッコリ話が多かったです。
人間を歯車に変えてしまう能力者の死刑囚。
ヤクザ相手の暗殺を仕事にしていたが
一般人を殺した理由を問い詰める岩元先輩。
どうやら心当たりがあるようで
仲間たちが調べて連れてきたのは
能力が遺伝した彼の幼い息子。
無意識に殺ってしまった罪を被ってた。
岩元裁きにより息子をちゃんと育てろと
もし人を殺したら、自分が殺しに行くからなと
解放する。
日本各地で隕石かと思われる何かが降ってきて
建物が破損したりする現象が相次ぐ。
調べてみたら、
ある地域だけ何も降ってきていない。
駆けつけた岩元先輩たちは、
スイカ畑に入り込んで食べた種を飛ばす少年。
渡小次郎。
どうやら彼は特技として
種を飛ばしていただけらしい。
英国側に奪われそうになるが奪取して
学園に推薦。
数ヶ月前に燃えてなくなったという忌み家。
その不気味な忌み家をみつけた総一郎。
潜入してみたら、
そこは美味しすぎる飲食店だった。
小さい店で店主と老婆の2人で営んでるため
人気が出て混むと嫌だと常連たちが
悪い噂を流していたというオチ。
ある日流雨が出会ったのは呪物を持った男で
その呪物の櫛は何かと交換しないと手放せず
持ってると呪われるらしいと気づき、
手ぬぐいと交換して、
その櫛が何処からきたのか遡っていく。
わらしべ長者の逆のように、
遡るほど高価な物と交換されている櫛。
これは自分では手に負えないなと
護摩墨の能力者 墨吐に呪詛返ししてもらう。
雨男の流雨は
墨を使う墨吐の能力を邪魔しないように
普段から距離をとってる気遣いの人だが、
墨はそんな簡単に落ちないぞと思う
岩元先輩なのでした。
ということで、以下次巻。
最近、“ぬらりひょんの孫”をピッコマで読んでて
作中に出てくる文献かなんかで
“岩元”という名前が出てきたような
気がしたんですが、
電子コミックはそういう1コマを探すのが困難で
気のせいだったのかな。
読んでる時は、
この漫画と同じ作者さんと
気づいてませんでした。
気づいてから見ても、
お話の雰囲気は同じ作者さんらしさがあるけど
絵の雰囲気は変えてあるように感じます。
ぬら孫は可愛いけど、岩元先輩は華麗です。
どっちも良きかな。
