早いもので、伊江島ログもとうとうこれで最後です・・・
ブログを書く為に、毎日ちゃんとログ付けをしていたから
ログブックを読み返しながらブログを書いていて
そうすると忘れていた事を色々思い出すから、それだけで楽しかったのに・・・
では伊江島最後のログです。
9月23日
この日は朝1便のフェリーでたかにょん率いるバナナチームが合流。
ん?私が合流っていう方が正しいか
実はバナナチームは、当初本島だけの予定だったのが
急遽伊江島にも行く事になったから、本島で合流しようと思っていた私は
予定を変更して伊江島で待つ事に。
それで伊江島滞在が長くなったという訳です。
この日、宿の人達は所用の為バタバタしていたので
私がバナナチームをお部屋にご案内
おぉ、見覚えのある顔が
あれ?でももしかして私の事を宿の人だと思ってない
まっいいか。
じゃ次は、伊江島の海にもご案内しますよ~ ってこれはムリ
1本目はバナナチームが到着直後の為、砂地でのんびりダイビング。
Uポイントへ。
ちょっと浅めだから水温は30℃。
いい水温だね~。
砂地を移動中にホシテンスを発見。
あぁ~ 角度が悪い
でもこれが限界・・・ 現実・・・
砂地だけど、こんな水路っぽいのもあったりして
ちょっと面白いポイントだね。
ここは初めて。
でもあんまり魚はいなかったかも・・・
私はチームから少し離れた位置で色々散策してみたけど・・・
ボートが見える所まで戻ってきたら、一人でレア物探しの旅へ。
小さめな根の周りをゆっくり回ってみたけど
ん~、やっぱりあんまりいないかも・・・。
って、ふとみんなの方に目をやると
あれっ みんなもう安全停止してる
どうしよう・・?
でもぉ、まだたかにょんチームは戻ってきてないし
エアーは全然余裕だから、良いよね?
って勝手にダイビングを続行しちゃった
(山ピー、ごめんなさい)
しばらくウロウロしてみたけど、やっぱりあんまり・・
もういいかなぁって思ってたら、たかにょんチームが戻って来ちゃった。
じゃ、そろそろ浮上しますか。
そしてとうとう、本当に伊江島最後のダイビング・・・
バナナチームがきて楽しくなってきたっていうのに・・・
2本目は、癒しモード全開の砂地ポイント三角山。
1本目はチームと離れちゃってたから、今度はちゃんとみんなと一緒に
いるように心がけました
やっぱりここもスカシテンジクが半端じゃない
いつか踊り食いしてみたいけど、そのままだと生ぐさそうだから
醤油があった方が良さそうだね
ハダカハオコゼもひっそりと佇んでました。
一度泳いでる所を見てみたいなぁ。
ここは珊瑚もキレイなの
でも、ここのイソギンチャク・・・
なんと『白化』してるの
最初、漂白したみたいに真っ白で、珍しい種類のイソギンチャクだぁって
思ってたんだけど、あとで『白化』だって聞いてびっくり
イソギンチャクが白化するなんてね・・・
でもクマノミはそういう細かい事、気にしないみたいだね
流れがガンガンのドロップオフも良いけど
こういうのんびりダイビングもいいよね~ って思ってたら
ふと思い出した事が
さっき合流したバナナチームの人の中に
去年ローソク岩で一緒になった人いたよね~。
いつだっけ?って思ってたんだけど、ツノダシを見てて急に思い出した
去年の夏の『イシダイ一家と遭遇』のイシダイがくっ付いてた人だ
(『イシダイ一家と遭遇』はコチラをクリック)
イシダイとツノダシって、どことなく似てない
その事に気づいたらすぐに話したい
でも荷物になるからスレートは置いてきた・・・
とうとう、最後のフリータイム・・・
もうこれで終わっちゃうの
もっと、もっと伊江島の海を潜っていたいのに・・・
そんな私に伊江島の海は、ちょっと嬉しいプレゼントをくれました
珍しいウミウシ見ーつけたっ
このウミウシ、すっごく動いてたの
10枚ぐらい写真撮ったけど、角度とか向きが全部違ってて
全体がちゃんと写ってるのって、これぐらいしかない・・・。
あんまり激しく動くから、写真を撮り易い所に強制連行しようと思ったけど
むやみに動かすのも可哀そうだな・・とじっとガマン。
所でこのウミウシ、何ていう名前なのかなぁ?
調べようと思ってて、まだ調べてなかった
去年の石垣あたりでもみたような気が・・・
撮った写真を確認しようと再生してびっくり
私はこのあと16時のフェリーで伊江島を離れ本島に向うんだけど
再生された写真の画像には撮った時間が表示されていて
この時既に『14時44分』
えっ あと約1時間しかない
なのに私はまだ海の中・・・
ヤバイっ
間に合うの
港に戻ったら山ピーが『今、2時55分だけど』って
まったく他人事
急いで器材を洗って干して、私はシャワーに駆け込む
でもゆっくりシャワーを浴びる時間はないから
潮を落とすだけ。
荷造りはほぼ終わってたけど
さっきまで使ってた物をキャスターバッグに全部放り込んで
まだ濡れてる器材も構わずパッキング。
終わった~って思ったのは、3時40分。
ギリギリ
感傷に浸るまもなく、宿のおばぁにご挨拶。
するとおばぁは『帰したくないね~。ウチの子にしたいさー。』って
こんなに気が急いてなかったら涙が出ちゃうよ・・・
そんな事言われちゃったら言うしかないよね。
近いうちにまた来ます
おばぁは私に、冷たい飲み物とおやつを持たせてくれたの
まるで本当のおばぁみたい
でも 今の私に泣いてる暇はない
別れを惜しみつつフェリー乗り場へと向ったんだけど・・・
2ダイブ後で・・
この1時間は怒涛の1時間で・・・
器材がまだ濡れてるから、キャスターバッグといえども重い・・・
そしてこの時間はまだかなり暑い
フラフラ状態でフェリーに乗り込みました
椅子に座った時、たった1時間前はまだ海の中にいたんだよねーって思うと
いや、ホントびっくりだよ
最初はどうなる事かと落ち込んでたけど
終わってみればそれも全部楽しい思い出。
今回は行けてないけど、好きなポイントがあるし
あぁ~、まだ潜り足りないよ・・・
5回目の伊江島上陸はいつになるかなぁ?
近いうちって言っちゃったんだっけ
この1週間の事を一つ一つ思い出しながら
私は遠くなる伊江島を、ずーっと見つめてました。
何となく、本当に近いうちにまた来れるような
そんな気がしてたんだよね。
だから、しばしの別れである事を祈りつつ。
夜、那覇に着いて国際通りに出てみたら・・・
あまりの人の多さにびっくり
ネオンもまぶしいよ。
一瞬、私はどこの田舎から出てきたんだって思っちゃった
さぁ、明日はいよいよ宮古島