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天国の《チャコ》に会いたくて泣いてばかりいた《チャコぼす》と柴犬《あい》は奇跡の出会い!

最善の方法は?

2008-03-06 | チャコ 闘病記
日課になったチャコの通院生活も、そろそろ2週間。
チャコはもともと車に乗るのがあまり好きじゃないから
お出かけ自体、結構辛いみたいです。
車に乗り込む時は、自分で乗るけど
動き出すと『ピーピー、ピーピー』鳴きだします
たいていの場合、目的地までは20分ぐらいで、その間ずっと鳴いてます
帰りは、もう帰れると思うのか全然鳴かないんですけど。

でも、初めて夜間病院に行った25日は、車に乗ってる間
うんとも、すんとも言いませんでした。
チャコが車に乗って、声を出さないのは初めてでした。
あれからほとんど毎日、チャコは車に乗っています。
3分ぐらいの時もあれば、1時間以上の時もあったけど
いつものようにピーピー鳴く事はありませんでした。
乗ってる途中で不安になるのか、ちょっとだけ鳴いた事はあったけど
すぐにやみました。
車に乗る時も、自分で乗れず抱っこしてもらうのを待っていました。

車に乗っても声が出ない程、調子が悪かったようです。

それが、今日は久しぶりに聞けました
チャコのピーピーが復活しました
車にも自分で飛び乗るし。
元気になってきたんだなと思うと嬉しいけど
でもやっぱりうるさかった・・・

今通ってる病院はチャコが1歳の時から
何かあるとお世話になっていたので道も知ってるようです。



でもそんなに痛い注射をする訳じゃないんだから
怖くないでしょ?



今日もご飯食べたし、お水も飲んでるから
入院はしなくて良いと思うけど・・・



う~ん・・昨日よりちょっと元気はないみたいだけど
ピーピー言って車の中を動き回る元気があるから大丈夫だと思うよ。

先週、半日入院した時は、私の中ではまだそんなに重病だという認識が
なかったし、先生も最初は何も言ってなかったので
チャコに話す事なく入院する事になってしまって
またと思っているのかも知れません。

病院に着くと、いつも車から降りたら駐車場の端でちっこするんです。
今日もズンズン歩いていくから、ちっこの場所を探してるのかと思ったら
どうも病院から離れようと地下鉄の駅に向っている様子。
ちっこしないなら、もう行くよ

本当は、もしかしたら今日は半日入院かも・・・って気も
しないでもなかったから、私もちょっとドキドキでしたが
無事、今日も皮下点滴だけでOKでした

しかも
明日は点滴はお休みで、内服薬だけで良いそうです。

良かったねチャコちゃん
明日は病院お休みして良いって

今日は先生が注射の前に、錠剤の薬を飲ませようとしたけど
『ペっ』と出す事2回、そして3度目に挑戦しようとしたら
『う~』と、滅多に人前で牙をむかないチャコが怒りました。
まぁ、これも元気が出てきたからこそなのでしょうね

今日はチャコの調子も良いみたいだから、病院の帰りに
ちょっと寄り道をしました。



帰り道の途中にある神社です。
こういう時は神頼みも大事かなと思って。
チャコが若かりし頃は、週末のロングお散歩でよく来てたけど
この数年は、そんなに長いお散歩もしなくなっていたから
初詣とどんど焼きの時ぐらいしか、来てないです。

チャコが早く元気になるようにお願いしてくるから
階段の下でちょっと待っててね。



私が参拝したあと、チャコにも階段の下で
手を合わせてお願いさせました。
これできっと元気になれるよ

家に帰ってきたら、やたらとワンワンして訴えたんです。
前なら、何を言ってるかほぼわかったけど
最近は全くわかりません・・・
でも、もしかして・・・お腹空いた?

大正解だったようです
大きめなクッキー3個にチーズにパン。
とりあえずそこでやめさせたけど、まだ足りないと激しく抗議されたので
お昼ごはんをあげました。
なのにそれでもまだ足りないと・・・
さそがに、これ以上はもうダメです

チャコの腸は、ある所で突然太くなって、またその先で細くなっている為に
腸の動きが悪くなって、胃の消化力も弱っているんです。
だからレントゲンを撮ると、ほとんど丸1日食べてなくても
胃の中には食べ物が一杯映ってます。

食べると腸も動きだすようで、そうするとお腹が痛くなるみたいなんで
どんなに美味しそうに食べていても突然食べるのをやめてしまいます。
なので一度にたくさん食べないようにしています。

でも、つい何日か前まで固形物は口にしてなかったので
美味しそうに食べる姿を見ると嬉しいです
人間も犬も食べる事が重要ですからね。


さて昨日、北大動物病院の担当医の教授とお話をしました。
開腹する事への不安などについてお聞きしました。

先生は、開腹して確定診断してからの方が
より安全に確実にガン細胞を減らす事ができる。
という事は生存期間が長くなる。

症状が出てきているという事は、ガンは進行しているから
一刻も早く治療を始めるべき。
でも開腹するとすぐには抗がん剤を始められないので
できれば開腹は避けたい所だそうで・・・

実際に開腹しないで治療を始めた症例もあって
その時は、最初の抗がん剤の効きがあまりよくなくて
次に変える時、判断材料がないためにどれにしたら良いか迷ってしまって
自信がなくなってしまうそうです。
またこの病気は再発の可能性が非常に高く、その場合効き目が出る
抗がん剤が少なくなってしまう、ともおっしゃってました。

先日の遺伝子検査で、リンパ腫と断言できない結果だったそうですが
もしリンパ腫でなかった場合でも、悪性腫瘍の可能性は
かなり高いそうです。
でも言い換えれば、悪性のものではない可能性もゼロではないわけで
もしそうだったら、必要のない抗がん剤治療をする事になってしまいます。

確実に治療をする為には、やはり開腹検査が重要という事です。

ただ、病気の悪い所を切り取る手術ではないので
何が起こるかわからない・・・ともおっしゃってました。

開腹検査の必要性、重要性は理解できました。
あとは次のステップへ進むだけ・・・