朝、そろそろ起きようかな?って思ってたら
チャコはその気配を感じたのか、ドアの前に座ってドアをガリガリ。
おっ、今日も元気そうだね
『おはよう~』って言ったら、まだ寝てる私の上に飛び乗ってきた
2週間ぶりぐらいだね。今日もチャコは元気そうです。
今日は良いお天気で、お散歩も楽しいね。
まだ雪が残ってる所もたくさんあるけど
そろそろ道路に雪はなくなってきました。
春はもうすぐそこまでやってきてるね
昨日はお休みしたけど、今日は病院に行く日です。

車には自分で乗ったけど、乗った瞬間からどんよりしてます。

う~ん・・・朝ご飯はあんまり食べなかったからね・・。
点滴あるかも・・。
病院で体重を測ると9.1Kg
になってました。
チャコのもともとの体重は10.2Kgあったけど
先月、ご飯をあんまり食べなくなってから徐々に減っていって
とうとう9Kgになってしまってました・・・。
でも、この数日食べられるようになってきたから100g増
昨日抱っこした時、ちょっと重いなって思ってたけど
100g太ったんだね。良かったね
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まぁ、柴の女の子の標準は9kgなんだけどね
相変わらず熱が39.4度と高いから、本当なら薬で下げたい所だけど
今後抗がん剤をするには、今はそういう薬は使わない方が良いとの事でした。
身体の中に炎症が起きてるから痛みもあるだろうという事で
今日は痛み止めの注射だけをしてもらって帰ってきました。
チャコちゃん、どう?楽になってきた?

そんなに痛くなかったと思うけど?
でも、点滴しなかったからすぐ帰れて良かったね。
やっぱり注射のお陰で楽になってきたみたいで
最近あんまりやらなかったこのポーズでお腹なでなでを要求されました。

午後からは、自ら玄関のベッドに行ったけど
全然寝ないでお目目がまん丸。
そっか、お2Fで寝たいんだね。
お2Fに行こうって言うと、さささっと階段を駆け上がって
自分のお布団へまっしぐら。

私の部屋は西日がガンガンなので、今日は最高で27度にまで
上がってしまい、チャコにはちょっと暑かったかな?
でもぐっすり寝てました。
チャコは元気な時、夕方6時になると『ご飯支度の時間だよ』って
必ず教えてたけど、調子が悪くなってからは全然してませんでした。
それが、今日は教えるまではいかないけど
6時を過ぎるとそわそわし始めて、テレビを消したら
突然起き上がってドアの前でお座りして、ドアが開いた途端にダッシュ
滑るからゆっくり~
そのまま階段を駆け下りて、その音に
姉が『階段から落ちたのかと思った』というほど
勢い良く走り降りて行きました。
やっぱり痛み止めが効いてるんだね。
夕食の準備を始めたら

大好きなキャベツの登場で、目がキャベツに釘付けです
あんまり食べたそうだったから、少しあげたら
美味しそうにシャリシャリ音をさせながら食べてました。
食欲有り有りだね~。
当然晩ご飯も

この通り、写真がブレる程の勢いで食べておかわりしました。
それでもまだ、チャコ用に茹でたキャベツの残りを見つけて
食べる~
と言うので、明日の朝の分まで食べちゃいました。
姉は『一度に食べすぎ』だと言うけど
私は食べられる時に食べさせてあげたいんです。
チャコは何より食べるのが大好きだから。
夕食の片付けをしていたら、今日はソファの上じゃなくて
その下で私を待っていました。
最初は伏せ状態だったのが、しばらくすると・・

眠くなっちゃったみたいです。
さっ、片付けたらお2Fでもう寝ようね。
今日、病院に行ったら先生に来週の事を聞かれました。
この間、北大の先生とお話した時
『一応、来週開腹検査手術の準備をしておくので
今週はゆっくり考えてから、来週早々に連絡ください』と
先生に言われました。
あの日から毎日24時間ずっと考えてました。
夜も眠れないし、食欲もなくて1日1食(軽め)の日々でした。
実はうちの姉は、人間の病院の腫瘍内科という所で
事務の仕事をしています。
人間も犬も腫瘍に対する治療は同じです。
もちろん使用する抗がん剤も同じです。
それで私が不安に思う事とか、姉の職場の先生に聞いてもらってました。
先生方も気にかけてくださっていて
この間こんな事を話してくれたそうです。
人間の場合でも、開腹検査手術をしなければならない時が
もちろんあるそうです。
そうなると人間の場合だと、治療を始める上では
開腹検査をするのは大前提というか、しないと治療はできないそうです。
でも・・
病気で弱っている上での手術なので、その手術が原因で
より一層弱ってしまって思うように治療ができないまま・・・という症例も
あったそうです。
チャコは犬だけど、私の娘同然です。
そしてネットでも色んな症例を読みました。
そこには、みんな積極的治療をして
残された充実した生活『QOL(Quality Of Life)』を
楽しんでいたワンちゃん、飼い主さん達の姿がありました。
ワンちゃんの年齢が老いていても、みんな必死に頑張っていました。
最期まであきらめずに頑張っていました。
今、私がチャコの開腹検査手術を拒否したら
それはこれからの残されたチャコの人生を
あきらめてしまう事になるような気がします。
チャコにはまだ生きられる可能性があるのに
それを私が奪ってしまうような気がするんです。
開腹検査の話を聞いた時は、最初は消極的でした。
そこまで頑張らせるのは、人間のエゴで
チャコはそんな無理はしたくないと思っているような気がしてました。
だから私はチャコの気持ちが知りたかった。
チャコは手術なんて嫌かもしれないと思って。
話は少し逸れますが
私の母は末期がんで入院中に脳内出血を起こしました。
その時、医師から告げられたのは
このままだと1週間の命です。
でも手術をすれば数ヶ月は生きられます。
その代わり、話す事もできなければ、手足を動かす事もできなくなります。
そして私達家族は『手術』を選択しました。
その手術前夜、私が付き添っていて
薬で一時的にまだ話す事ができた母に手術の事を話すと
母はろれつの回らない口でこう言いました。
『もういいよ』
私はその言葉に、ドキっとしましたが
『そんな事言わないで頑張ろうよ』と言うと
母は面倒くさそうに、うんうんと頷きました。
結局この言葉が、私が聞いた母の最期の言葉になりました。
この事はずっと私の中にくすぶっていて
だけどあの選択は間違っていなかったと思っていました。
私は動く事ができなくても、心臓が動いている母がいるのと
いないのとでは、全然違うと思ってました。
だから正解だったとずっと思っていました。
でもあれから10年が過ぎ
数年前から、ふと母には最期まで無理をさせてしまったと
思うようになっていました。
だからチャコにも無理をさせてしまうんじゃないか・・と
病気に対して消極的になっていました。
でも数日前、朝から元気なチャコの姿をみたら
チャコは『もっと生きたい』と言っているような気がしてきました。
『あたし、頑張れるよ
』って言ってる声が
聞こえるような気がしました。
チャコがもう15歳を越える年なら、無理させてしまう事になるけど
でもチャコはまだ9歳になったばかりです。
人間の年に置き換えたら52歳で、まだまだ元気な年頃です。
チャコは私の事が大好きで
家の中で私が行く所どこでもついて歩きます。
その私が、頑張って欲しいと言ったら
きっとチャコは
『手術は本当は怖いけど・・、でも頑張るよ』って言ってくれると思うんです。
今日も痛み止めの注射1本で、随分元気になったから
きっと手術をのり越えてくれると思います。
チャコにはまだまだ可能性が残されていると思うんです。
体調的にも、ここまで回復してくれば大丈夫だそうです。
あとは手術後、様子を見ながら点滴で調整していけるとの事でした。
確かに手術に危険は付きものですが
今の私に、母の気管切開の時のような不安はありません。
ただ、おそらく1泊になるだろう入院で
私がチャコと離れる事が不安で寂しいだけです。
チャコはきっと麻酔で眠っているだけでしょうが。
読んで下さっている皆さまへ
いつも暖かくて心のこもったコメントやメール
本当にありがとうございます
みなさんのお言葉に後押しされて
やっとここまで来る事ができました。
チャコと私の戦いは、これからやっと始まろうとしています。
これからも頑張るチャコを、応援して頂けたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
チャコはその気配を感じたのか、ドアの前に座ってドアをガリガリ。
おっ、今日も元気そうだね
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『おはよう~』って言ったら、まだ寝てる私の上に飛び乗ってきた
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2週間ぶりぐらいだね。今日もチャコは元気そうです。
今日は良いお天気で、お散歩も楽しいね。
まだ雪が残ってる所もたくさんあるけど
そろそろ道路に雪はなくなってきました。
春はもうすぐそこまでやってきてるね
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昨日はお休みしたけど、今日は病院に行く日です。
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車には自分で乗ったけど、乗った瞬間からどんよりしてます。
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う~ん・・・朝ご飯はあんまり食べなかったからね・・。
点滴あるかも・・。
病院で体重を測ると9.1Kg
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チャコのもともとの体重は10.2Kgあったけど
先月、ご飯をあんまり食べなくなってから徐々に減っていって
とうとう9Kgになってしまってました・・・。
でも、この数日食べられるようになってきたから100g増
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昨日抱っこした時、ちょっと重いなって思ってたけど
100g太ったんだね。良かったね
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まぁ、柴の女の子の標準は9kgなんだけどね
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相変わらず熱が39.4度と高いから、本当なら薬で下げたい所だけど
今後抗がん剤をするには、今はそういう薬は使わない方が良いとの事でした。
身体の中に炎症が起きてるから痛みもあるだろうという事で
今日は痛み止めの注射だけをしてもらって帰ってきました。
チャコちゃん、どう?楽になってきた?
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そんなに痛くなかったと思うけど?
でも、点滴しなかったからすぐ帰れて良かったね。
やっぱり注射のお陰で楽になってきたみたいで
最近あんまりやらなかったこのポーズでお腹なでなでを要求されました。
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午後からは、自ら玄関のベッドに行ったけど
全然寝ないでお目目がまん丸。
そっか、お2Fで寝たいんだね。
お2Fに行こうって言うと、さささっと階段を駆け上がって
自分のお布団へまっしぐら。
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私の部屋は西日がガンガンなので、今日は最高で27度にまで
上がってしまい、チャコにはちょっと暑かったかな?
でもぐっすり寝てました。
チャコは元気な時、夕方6時になると『ご飯支度の時間だよ』って
必ず教えてたけど、調子が悪くなってからは全然してませんでした。
それが、今日は教えるまではいかないけど
6時を過ぎるとそわそわし始めて、テレビを消したら
突然起き上がってドアの前でお座りして、ドアが開いた途端にダッシュ
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滑るからゆっくり~
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そのまま階段を駆け下りて、その音に
姉が『階段から落ちたのかと思った』というほど
勢い良く走り降りて行きました。
やっぱり痛み止めが効いてるんだね。
夕食の準備を始めたら
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大好きなキャベツの登場で、目がキャベツに釘付けです
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あんまり食べたそうだったから、少しあげたら
美味しそうにシャリシャリ音をさせながら食べてました。
食欲有り有りだね~。
当然晩ご飯も
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この通り、写真がブレる程の勢いで食べておかわりしました。
それでもまだ、チャコ用に茹でたキャベツの残りを見つけて
食べる~
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姉は『一度に食べすぎ』だと言うけど
私は食べられる時に食べさせてあげたいんです。
チャコは何より食べるのが大好きだから。
夕食の片付けをしていたら、今日はソファの上じゃなくて
その下で私を待っていました。
最初は伏せ状態だったのが、しばらくすると・・
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眠くなっちゃったみたいです。
さっ、片付けたらお2Fでもう寝ようね。
今日、病院に行ったら先生に来週の事を聞かれました。
この間、北大の先生とお話した時
『一応、来週開腹検査手術の準備をしておくので
今週はゆっくり考えてから、来週早々に連絡ください』と
先生に言われました。
あの日から毎日24時間ずっと考えてました。
夜も眠れないし、食欲もなくて1日1食(軽め)の日々でした。
実はうちの姉は、人間の病院の腫瘍内科という所で
事務の仕事をしています。
人間も犬も腫瘍に対する治療は同じです。
もちろん使用する抗がん剤も同じです。
それで私が不安に思う事とか、姉の職場の先生に聞いてもらってました。
先生方も気にかけてくださっていて
この間こんな事を話してくれたそうです。
人間の場合でも、開腹検査手術をしなければならない時が
もちろんあるそうです。
そうなると人間の場合だと、治療を始める上では
開腹検査をするのは大前提というか、しないと治療はできないそうです。
でも・・
病気で弱っている上での手術なので、その手術が原因で
より一層弱ってしまって思うように治療ができないまま・・・という症例も
あったそうです。
チャコは犬だけど、私の娘同然です。
そしてネットでも色んな症例を読みました。
そこには、みんな積極的治療をして
残された充実した生活『QOL(Quality Of Life)』を
楽しんでいたワンちゃん、飼い主さん達の姿がありました。
ワンちゃんの年齢が老いていても、みんな必死に頑張っていました。
最期まであきらめずに頑張っていました。
今、私がチャコの開腹検査手術を拒否したら
それはこれからの残されたチャコの人生を
あきらめてしまう事になるような気がします。
チャコにはまだ生きられる可能性があるのに
それを私が奪ってしまうような気がするんです。
開腹検査の話を聞いた時は、最初は消極的でした。
そこまで頑張らせるのは、人間のエゴで
チャコはそんな無理はしたくないと思っているような気がしてました。
だから私はチャコの気持ちが知りたかった。
チャコは手術なんて嫌かもしれないと思って。
話は少し逸れますが
私の母は末期がんで入院中に脳内出血を起こしました。
その時、医師から告げられたのは
このままだと1週間の命です。
でも手術をすれば数ヶ月は生きられます。
その代わり、話す事もできなければ、手足を動かす事もできなくなります。
そして私達家族は『手術』を選択しました。
その手術前夜、私が付き添っていて
薬で一時的にまだ話す事ができた母に手術の事を話すと
母はろれつの回らない口でこう言いました。
『もういいよ』
私はその言葉に、ドキっとしましたが
『そんな事言わないで頑張ろうよ』と言うと
母は面倒くさそうに、うんうんと頷きました。
結局この言葉が、私が聞いた母の最期の言葉になりました。
この事はずっと私の中にくすぶっていて
だけどあの選択は間違っていなかったと思っていました。
私は動く事ができなくても、心臓が動いている母がいるのと
いないのとでは、全然違うと思ってました。
だから正解だったとずっと思っていました。
でもあれから10年が過ぎ
数年前から、ふと母には最期まで無理をさせてしまったと
思うようになっていました。
だからチャコにも無理をさせてしまうんじゃないか・・と
病気に対して消極的になっていました。
でも数日前、朝から元気なチャコの姿をみたら
チャコは『もっと生きたい』と言っているような気がしてきました。
『あたし、頑張れるよ

聞こえるような気がしました。
チャコがもう15歳を越える年なら、無理させてしまう事になるけど
でもチャコはまだ9歳になったばかりです。
人間の年に置き換えたら52歳で、まだまだ元気な年頃です。
チャコは私の事が大好きで
家の中で私が行く所どこでもついて歩きます。
その私が、頑張って欲しいと言ったら
きっとチャコは
『手術は本当は怖いけど・・、でも頑張るよ』って言ってくれると思うんです。
今日も痛み止めの注射1本で、随分元気になったから
きっと手術をのり越えてくれると思います。
チャコにはまだまだ可能性が残されていると思うんです。
体調的にも、ここまで回復してくれば大丈夫だそうです。
あとは手術後、様子を見ながら点滴で調整していけるとの事でした。
確かに手術に危険は付きものですが
今の私に、母の気管切開の時のような不安はありません。
ただ、おそらく1泊になるだろう入院で
私がチャコと離れる事が不安で寂しいだけです。
チャコはきっと麻酔で眠っているだけでしょうが。
読んで下さっている皆さまへ
いつも暖かくて心のこもったコメントやメール
本当にありがとうございます

みなさんのお言葉に後押しされて
やっとここまで来る事ができました。
チャコと私の戦いは、これからやっと始まろうとしています。
これからも頑張るチャコを、応援して頂けたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。