ばんこちゃん、ご苦労さま！

７月に突然ブログお休み宣言してをしてから約２ヶ月。
たくさん心配をかけてしまってすみません

いきなりの事でホント私もびっくりしたよ。
健康診断的に検査をしたら、病気が見つかっちゃうなんて
ドラマや映画みたい
そんな事ってホントにあるんだね。

病名を告知された時、医者が何言ってるのか日本語が理解できなかったから
だって自覚症状も無いのに、いきなり病気って言われてもね～。
でも、検査結果を見せられて、心臓が止まるかと思った
『私、これでよく生きてるなぁ～』ってびっくり。


という事で、今年の夏は暑い中、検査の為に病院通いの日々でした。
最初は家の近くの病院に行ってたけど
その後、大学病院に通うようになって、検査の中には入院しないとできないのもあって
８月末の暑い日に検査入院をしました。
あいたんがばんこちゃんだった日の事です。

（入院した病院）



大学病院には、最初の病院から紹介されたんじゃなくて
セカンドオピニオンで自ら行きました。
たまたま、北海道で一番詳しい専門医がいるのを知ってたから
そんなに有名な先生が、こんなに近くにいるんだったら
一度お目にかかっておきたいなっていう軽い気持ちで
セカンドオピニオンに行ったんだけどね。

初めて大学病院に行った日、病院の入り口で
ここは、いつも秋にはイチョウ、春には桜を見に行ってる大学で
行く時は関係ないのに、いつも病院の駐車場に車を停めてたから
罰が当たったのかと思っちゃった・・・
でも数時間後、病院を出た時は笑顔でガッツポーズ
やった～って、今度は嬉し涙が流れたよ。
（周りに人はたくさんいたけどね）
とても良い診断結果に、あんまり嬉しくて
そのまま久々にショッピングして帰ったから
セカンドオピニオン、バンザイ

実は、最初の病院で散々な事を言われてたんだよね。
夢も希望も持てない状態で、何も考えられなくなってた・・・。
でも大学病院に行ったら、夢も希望も持てる診断で、すっごい嬉しかった
生まれ変わった気分だったよ。

で、大学病院で検査入院する事になった時
最初は日帰りでできる検査って言われたけど、やっぱり１泊って事になってね。
でもその数日後、入院日の連絡が来た時は、また１泊か２泊って言いだして
外来でやったばかりの検査をまたするとか言うから
もう済んでますけどって言ったら、じゃ、１泊か日帰りになるかも？って。
もう～、はっきりして
でもまぁ、たぶん１泊と思って入院したら
担当の看護師さんに、検査してみないと１泊で帰れるかわかりませんよって。
え～、１泊の用意しかしてないのに。

そうそう。
この日の私の担当の看護師さんが、男の人でね。
男の看護師さんて初めてだったけど・・・
採血の時、最初右腕に針を刺したら、全然出なくて。
こんな事初めてだよ。
何とか１本取ったところで、今度は左でやり直し。
左でなんとかやっと採血できてほっとしたのも束の間
３０分ぐらいして、１本だけやり直し・・・（最初のが足りなかったらしい）
今度は昔ながらの注射器持ってきて、血液を吸い取って行ったよ。
普通の注射器って、すんごい久しぶりに見たけど、ドキっとしたね
ここまで３回針を刺されて、全部すっごい痛かった
でも、わがままな私の要求にも嫌な顔せずちゃんと応えてくれて
良い看護師さんだったけどね。

採血後、お昼ごはんを食べ終えた所で最初の検査に呼ばれて
そのまま立て続けに６時間ぶっ通しで３つの検査が続いて。
３つめの検査がメインだったんだけど、１時間ぐらいで終わるはずが
そろそろ終わりかなって時になって
『途中で機械の不具合が見つかって、あと３０分かかります』って。
でもそれは無理
だって室温２３℃のすっごい寒い部屋で
タオルケットを掛けてもらってるけど、私は病衣１枚。
寒すぎる・・・凍るって・・・
しかも前の検査で、５００ｍｌ以上の水分を摂るように言われてて
この検査直前に一瞬病室に戻った時、水をガブ飲みしてたから
そろそろトイレに・・・って言ったら
渋々がんじがらめの重装備を外してくれて、無事トレイへ。
その後再度始まった検査は、あと３０分だと思ってたのに
全然終わらない・・もしや
そう、結局最初からやり直しになって、また１時間かかりました・・・

お腹空いた～ってヘロヘロになって病棟に戻ったら
看護師さんが『もう帰って良いですよ』って。
はぁ
日帰りで良いって事ですか

でももう食事は止められないから、入院費は変わらないっていうし
私も１泊した方が生命保険下りるし
その時点でもう６時過ぎててお腹も空いてるのに、それから荷物を片付けて帰るのは
もう面倒くさいからその日は泊まったけど。

この日は検査でも注射と採血されて
最初の採血とあわせて全部で５回も針を刺された・・・
検査の採血は動脈だったから、痛み止めのシールを貼っててもすっごい痛くて
辛い検査がやっと全部終わって良かった・・・はぁ


夜に家に電話した時、ねぇたんが電話口にあいたんを呼んでくれたの。
私は『あいちゃん』とか『あいた～ん』って受話器に向って何度も言ったら
１回だけ『ワン』ってお返事をしてくれたよ。
あいたんは、受話器から聞こえる私の声に首を傾げてたって
でも私は一人で、デイルームのテレビを見てる人達の横にある公衆電話で・・・
恥ずかしかった・・・


（デイルームから）



面倒だったから病院に泊まったけど、病室が暑くて
節電してるのか、ずっと２８．２℃で寝苦しかったから
やっぱり家に帰れば良かった・・・ってちょっと後悔。


という事で、私の予想通り無事１泊で退院。
スターバックスで休憩して帰ってきました。

（病院のスタバにて）


一人でプチ退院祝い
抹茶フラペチーノを飲んで身体を冷やしてから、外に出たけど
すぐに汗だくになったよ。


ウチに着くとまず、あいたんがいる窓へ・・・



かな～り警戒してるみたいだけど、網戸を開けて・・・



私が『ワンワン』言ってたら、すっごい警戒しちゃった
慌てていつも呼んでるように『あいちゃん』って何回も言ってみたけど
厳戒警戒態勢のまま。
やだ、たった一晩で、私の声まで忘れちゃったかな～？

でも玄関から入ると



いきなり歓迎ムードでお出迎え

前夜は、いつもねぇたんにせがむマッサージを要求しなかったんだって。
夕食後のガムも忘れちゃったみたい。
どうしたのかな～？

あいたんが暑い中、おりこうさんでばんこちゃんしてくれたから
ご褒美買ってきたよ～。



この暑い中、重い荷物を持って（入院荷物は１泊でも重いよ～）
病院近くのペット用品が充実してる問屋さんに寄り道したんだよ。
ばんこちゃん、ご苦労様でした


あっ、そうそう
肝心の検査結果だけど、現時点では治療する必要は無いとの事でした
なので、どうぞご安心下さいね

結局、この２ヶ月は一体何だったのって感じだけど
毎日あいたんとのんびりお散歩に行ける事
ランに行って、あいたんが楽しそうに走る姿を見る事
ごはんを食べて美味しいと思える事
笑いながらテレビを見られる事
買い物に行く事、ぐっすり眠れる事・・・
普段当たり前にしている事は全部、幸せな事なんだって実感する今日この頃です。

でもまぁ、私としては手放しで喜べない部分もあるんだけどね・・・。


７月にも、最初の病院で２泊３日の検査入院をしたから
この２ヶ月であいたんは、合計３泊４日のばんこちゃんを頑張りました。
最初の時は、隔離した部屋から脱走した事もあったとか・・・
でも概ね良好な、ばんこちゃんしてくれてありがとう