この時代に、instagramやtwitterが隆盛を極め、映像や音声が情報として簡単に手に入る時代に、ブログを始める意味をずっと考えていました。
始めようと思ったきっかけは、ある晩夏の川。通り雨が足早に去った沢の右手には蝉の最終章、左手にはひやりと乾いた風。夏が秋にバトンを渡す、その瞬間に立ち会ったような気がして、世界で一人、一瞬の奇跡に立ち逢えた感覚に感動を覚えました。
この感動を、どう共有したものか、目には見えず、音に聞こえず....
言葉による感動の共有。一瞬の積分を、連続できるだけ。