気象情報。スーパーコンピューター使ってさも根拠ありげに国民を欺く。
ひるおびで森さんが堂々とこんなデータを示した。
これ、気象庁が猛暑がいつまでつづくかの予測の発表推移を示したもの。つまり、一番上は6月16日発表では23日まで続く、次に19日になって26日まで続く、21日になると27日に・・・とどんどん後ろ伸ばしにしていく様を示したもの。情けねえ失敗情報なのだ。よくやった、森さん。
気象庁に文句を言いたいのもやまやまなれど一番言いたいのは、国民にぼーっとしてねえで、気象情報を鵜呑みにするなっちゅうことよ。バカ国民がバカな国を作っていくのだ。上のように猛暑日が伸びたって毎日暮らす国民は、結局、今日も暑いねえ、と暮らすだけだし、この情報見て、外出を控えるならまだしも、その日の状況で外出するときはするししない時はしない。少なくとも気象情報に金使うな。虚業なんだから。
森さん、もう一つ示したデータがこれ。
ウェザーマップが週間予報と16日間予報を出したあとその日が実際にどういう気温だったかを示したもの。つまり、16日間予報は、予報ではなく平年値に近い値を出す傾向になる、ということ。気象庁も気象会社も、昔より多くの予報を出すのだが、それは、当たるようになったからではないということ。コンピューターは解析すればいくらでも答えを出す。当たる当たらないなんて考えていないから。
国民が甘いからこんなことを許してしまっていることに気づいてほしいのだが。バカだからねえ、何でも信じちまう。