NHK自ら流した救出される条件を国境なき医師団や帰還した自衛隊員に聞いて一切「72時間」なんて話は出ない。そういう情報に接しながら毎回毎回「生存率が急激に下がる72時間が・・」と視聴者を煽って記事を見せようという糞メディア。
前はデータがあったウィキペディアなのになくなっていたので探すと、東日本大震災のデータ見つけた。
下のグラフなんか、わざわざ72時間が重要なんて解説が入っているが、全くデータの見方がわかっていない。どちらのグラフも『日』ごとの救出者である。それを時間に置き換えるという理系人間では考えられない解析。3日＝72時間ではない。解析した単位に有効数字がある。72時間と言いたいなら少なくとも1時間ごとのデータが必要で、72時間と考察するなら71でもなく73でもなく72で有効な変化が起きたことを示さなければならない。
それに、救出は、救出されやす場所の人から救出される。がれきなら極表面の人から助け出される。おのずと最初の方は生存者が多い。後になればがれきの深い所から発見されるのでその人たちは即死状態で放置されていただけで別に3日4日経って死んだわけではない。
正確に救出時間と生存の関係を知りたいなら救出者内の生存者ではなく死亡者の死亡時間のデータでなければならない。
そういう非常に浅いレベルのデータ考察勘違いで言われている72時間がどうのというメディアの大騒ぎ。何の意味もないことを強く主張する。
