≪橙書店にて≫ 田尻 久子著内容(「BOOK」データベースより)
熊本の路地裏にいつもの声、はじめての顔。詩人、作家、絵描き、写真家、唄うたい…珈琲をのみ、本をえらび、同じ月を見上げる。
まちの余白に33篇の物語。
『橙書店 オレンジ』は最初は雑貨と喫茶店、でも、隣の空き店舗を間借りして小さくて、田尻さんのお気に入りの本がいっぱいの書店に…
このお店には村上春樹さん、谷川俊太郎さん、伊藤比呂美さん、吉本由美さんなど著名な方々が来店し、朗読会などのイベント開催しています。
でも、田尻さんにとってはごく日常で、そのことを淡々と語るように書いています。
2016年に熊本地震で被災されています。奇しくも、この本を読み終わった16日、福島県沖を震源地とした大きな揺れがありました。
また、福島県、宮城県の方々は被災されまだ、復旧が進んでいません。
田尻さんもこの本の中で地震の話しが度々出ます。wanikoも小学校、中学校と根室市で大きな地震を体験していて、
集合煙突、ブロック塀が倒れるのを…津波…を見ています。1993年1月に釧路沖地震、1994年10月北海道東方沖地震を経験しています。
田尻さんの熊本地震のお話には重なるところが多かったです。
そして、思わずクスッとなったお話も~『手紙はいいよ』の章の56頁 ゆっこさんからの手紙
>“ゆっこ” カタカナの“ク”が独特で、“ニューヨーク”が“ニューヨーワ”に見える。彼女の書く“ク”はいつも笑っているように見える。
wanikoのHNはONちゃんがわざと提出書類に書いていた“ワ”が発端です。 読みながら思わずニンヤリ
いつか、橙書店に行って本棚を見たいと思うwanikoでしたぁ~~
内容(「BOOK」データベースより)
食べることはその土地と生きてゆくこと。舌を燃やし、思い出を焼くつくすほど辛い唐辛子、庶民のキャビアと呼ばれるサルデッラに腸詰めサラミのンドゥイヤ、近海で獲れた鰯の塩漬け、シーラ山地で生産されるチーズやじゃが芋、自家製オリーヴオイルにワイン、スイカや無花果など季節を彩る果物…。南イタリア、カラブリア州出身の作家が、固有の言語と食文化を守ってきた郷土の絶品料理と、人生の節目ごとに刻まれた家族の記憶とを綴る、自伝的短篇小説集。
情報誌のおススメの本を図書館から借りて読破!最初は食のエッセーなんだろうと読み進めると、祖母との思いでがいっぱい詰まった本でした。
母国語のアルバレシュ語の古い言葉~イタリア語のアルファベット21文字では36文字のアルファベットで構成された言語を書き写すことが不可能と気づき、祖母のラプソディを録音することにしました。
ちょうど読んだときが、昨年の11月『ウポポイ』に行こう!と決めていた時でした。今、盛んにアイヌ文化、アイヌ語について特集番組が組まれて目にする機会が多いです。wanikoは小学校の修学旅行が川湯・阿寒温泉だったこともあり『アイヌ』についての授業がありました。
そして、授業の中でアイヌ語が残されていないことも習ったけれど…しっかり理解できていなかったです。
今、若い方々がアイヌ語を残す努力をされています。
そして、NHKの番組『北海道道』で3月4日に放送された『星降る夜に~アイヌの星物語~』
知られざる星空の物語!今から70年ほど前、旭川出身の末岡外美夫さんは、教員をしながら、アイヌの古老たちから、星にまつわる様々な言い伝えを聞き取った。春にニシンの到来を告げる星、夏の種まき時期を知らせるすばるなど、季節を告げる星を始め、天の川にちなんだ豊漁占い、シリウスにちなんだ恋のおまじない…。そこにはアイヌの暮らしと独自の世界観が色濃く刻まれている。ギリシャ神話とはひと味違う、深く豊かな物語。
とっても分かりやすい番組でした。その土地のアイヌそれぞれに星空の物語が違うことに改めて驚き、聞き取りをした末岡先生の地道な努力が
これからもっと、生かされることを期待しました。せっかくなので、北海道に生まれたのだからアイヌのこと奥深く知りたいと思いました。
末岡先生の本は中央図書館にありますが、貸出禁止でした 読みたいなぁ~~~
話しは飛びますが~waniko『ゴールデンカムイ』読んでます。。。。 スキです!
長い通勤時間で集中して読書、今思うととっても楽しかったです。通勤時間にワクワクしてましたもん(笑)
今は、合間に読書~読みたい本がいっぱいあって早く、図書館から来ること待つ日々です。
私もしばらく本から遠ざかっています。読みたい本がたくさんリストにのこっています。コロナ終息が待ちかねます
こちらなまだまだ雪があちこちに残っていますが、春は確実に近づいています
26日に3回目のワクチン接種が完了しました。
また熱と腕の痛みでダウン
かかりつけのお医者様曰く、4回目が来ますよ~
趣味の旅行がままならないので、せめて読書…
本がドンドン溜まっています~~