全国の「定員内不合格」者数が公表された。
東京や神奈川では20世紀中から「定員内不合格」は0が続いている。つまり「定員」が空いていれば、「不合格」にされる子は一人もいない。学ぶ機会を奪われる15歳の子が一人もいない。
でもほとんどの県では、受検した15歳の子を問答無用で切り捨てる。「学ぶ機会」を、一日足りとも与えようとしない。
学ぼうとする子を、捨てる社会。
それが、今も続いている。
今回の調査は、6県が「把握していない」と回答している。
文科省の「質問」に対して、「ちょっと何言ってるか分からない」と、県教委がボケている感じ。
それでも、この1631人(563校)という数字は、国が初めて認めた数字だ。
15歳の子が一人も学びの機会を奪われない国であるために。あとは、これを0にするだけ。
※ 表は、「「令和4年度高等学校入学者選抜の改善等に関する状況調査」から、私が勝手にランキング、作成。