あれもこれも、いっぺんに解決しようとしないで、問題を絞り込んで、ひとつづつって事ですよね!

2013-09-23 02:04:31 | ブログ


その中で、何か問題があった時に
その全てを解決しようとすると物事が進まなくなる。
(本の中では、網羅思考と書かれています)

全てを解決しようとするよりも、
重要な点を2、3絞って、他は捨てた方が物事が進んで解決につながる。
(本の中では、論点思考)




何かうまくいかない時って、
悪いところが次々と出てきます(見えてきます)


1つ1つ解決しようとするとキリがありません。

全ての改善策を考えるよりも、
問題となっている主原因を見つけて
それだけに取り組んだ方がうまく行きます。




これ僕がスキーのイントラ時代でも注意していたところです。


生徒さんに滑ってもらい、それを見てアドバイスするときに
気になる点を全て注意すると、次から次へと出てきます。

それを全部伝えると生徒さんは混乱します。
一度に全て意識できません。

結果、アドバイス前よりも悪くなることも…

新人のインストラクターはやりがちです。

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photo by Cedric's pics


気になる点は多々あるけれども、
1点だけ絞ってアドバイスすると
生徒さんも1つに意識して集中できます。

ですから、解決しやすいです。
それで、まだ気になる部分があれば、
また1点だけアドバイスすれば
そこだけ意識すれば良くなります。

こうやって、どんどんうまくなっていきます。



例えば、急斜面を滑るとき、
慣れない生徒さんは腰が引けます。

重心が後ろによってしまい、
スキーの操作がしにくくなります。

その結果ターンがしにくくなります。
ターンがしにくくなるというのは、
スピードコントロールがしにくくなるという事です。

つまり、スピードがどんどん出てしまいます。
さらに腰が引けて暴走になります。



こんな時

『腰を前にして!』
『板の真上に乗って!』
『目線を遠くにして!』
『手を前に!』

なんて言っても、混乱します。



それが、ただ一言

『ストックを思いっきり前について』

というと改善されます。


ストックを前につこうと思うと、
上体が前に出てきますから、
重心が後ろによるという事がなくなります。

その結果、腰も前に移動しますし、
重心も遅れることがありません。
スキーの操作もしやすくなり
スピードコントロールができ暴走もしなくなります。




例え話でスキーを出しましたが、
自分のビジネスや方向性に問題や悩みを抱えている方は多いです。


なかなか自分では客観的に
主原因となる問題点を見つけるのは難しいですよね。


ですから、誰か信頼できる人に見てもらうか

ノートに書き出してその中で
これが大きな原因なのでは? と見つけられることが大切ですね。




全部を解決しようとしないでくださいね~



・あれもこれも、いっぺんに解決しようとしないで、問題を絞り込んで、ひとつづつって事ですよね!

ブィブィ(-"-;A


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