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湯治2022in秋田・岩手(4日目・すっぽんぽーん!)

2022年09月01日 | 旅行

2022年8月21日(日)玉川温泉

雨もあがり、晴れ間もちらほら
玉川温泉最後の朝がやってきました。

前日が土曜日で宿泊客が多かったので、朝5時前に早朝の入浴。
身支度をして、出発を待ちますが…

バスまでまだ時間があったので、出発前にもうひとっぷろ。

この日の2回を含め、トータル大浴場12回、天然岩盤浴3回。
たっぷりと温泉を満喫しました。

9:30 バス乗車

この日は日曜日なので、新玉川温泉も含め乗客が多く、
終点の田沢湖駅に着くころには結構人が乗っていました。
田沢湖駅到着は11時前。
新幹線は11時30分くらいだったので、少し田沢湖駅をぶらぶらすることに…

なんて嘘です。ちゃんとかき氷のリサーチしていました。

田沢湖駅ロータリーから少し路地に入ったところにある喫茶店「モロビ」さん。
地物のラズベリーをたっぷりと使ったラズベリーショコラの氷をいただきました。

ちなみにショコラは中に入っているミルクアイスを包む形で
たっぷりのチョコレートソースが入っています。

そして、田沢湖駅から秋田新幹線に乗車し、東京方面…

と思いきや、大曲へ…
折り返し秋田に向かう秋田新幹線を見送ります。

乗換待ちが1時間あったので、駅建物内にあるカフェで氷活しようと思ったら、
お休みだったので、かわりにババヘラアイスを堪能。
初めていただきましたが、これ「氷菓」なんですね。
なんとなく知識としては聞いたことありましたが、
実際に食べてみると乳が使われていそうな見た目なので驚きです。

12時40分 奥羽本線の湯沢方面に乗車

実は、あがり湯にもう1泊を考えていたのです。
行き先はこの後出てきます。

で、その前に少し遅めの昼飯を狙います。

ターゲットは横手焼きそば

乗り換え時間40分あるのですが、
日曜日に提供している駅から一番近いお店まで400mくらいの距離があります。

しかも…

横手の手前の後三年駅で、反対に向かう列車が4分遅れで到着。
単線ですので、もちろん4分遅れでの出発。

これは厳しくなったかな…

さあ、乗り換え時間36分での横手やきそばチャレンジスタート!

どうやら同じ考えの方はいたみたいで、横手駅から2人組の若者が飛び出していきます。
メタボの自分は走れないので、その2人の背を気持ち早めに歩きます。

横手やきそば人気店の食い道楽本店まで、あと少しのところ…
…だったのですが、先行していた2人組が肩を落として駅へ戻っていきました。
そこから「休み」だったんだな…と想定はしていましたが、
近くまで行くと暖簾が出ていなかったのが見えました。

が、ここまでは想定の範囲内。
実は自分の目指していた横手やきそばは人気店の「食い道楽」狙いではなかったのです。

食い道楽本店から少し脇に入ったところにある「へのかっぱ」さんです。
甘酸っぱいソースとちょっと太めの麺が最高に合いました。

発車2分前に北上線の列車に滑り込みました。

初めての北上線乗車。
北上線って山越えの列車の割に県境がトンネルじゃないのですね。
なかなか面白い列車でした。

14:20 ほっとゆだ駅下車

日本で初めて駅に併設する温泉施設が作られた駅です。
そう、玉川温泉の上がり湯で選んだのは湯田温泉。

と言っても、湯田温泉はほっとゆだ駅近くの幾つかの温泉をまとめた総称。

今回、寄るのはその中の「湯川温泉」になります。

列車のダイヤに合わせて走る「湯けむりタクシー」(1回200円)に
乗車し、この日の宿に向かいます。

この日、お世話になったのは「萬鷹旅館」さん。
外からの旅館入口はかなり年季が入っている感じがしますが、
部屋は外観奥に見える新しい建物なので、写真のようにかなり綺麗。

部屋数は6部屋しかなく、しかも食事を別部屋に用意しているので、
恐らく1日3組限定の宿です。

しかもどうやらこの日の宿泊は私一人。

そのため、お風呂は…

貸切デース!

ほぼ中性の優しい泉質。温度は結構熱めですが、キンキンに冷えた水道水が併設されているし、
貸切なので好きな温度に薄めることもできます。
また、かけ流しなので、お湯が常に湯船からあふれ、
あふれたお湯のトコで横になれば寝湯も楽しめます。

じっくり温泉を楽しんだ後は少しお散歩。

数軒の宿泊施設がありますが、営業していないところもあり、
写真のように解体しているところも…

まだ、解体できる分、廃墟が多い鬼怒川よりも良いのかもしれませんね。

さて、やはり温泉宿のお楽しみと言えば、お夕飯。
何が出るかな~?

ずん!

これが、1人前です。
あまり見慣れない食材が多いな~、しかも鍋がデカい。

もう少し上の角度から…

鍋の蓋も外してみました。
お分かりいただけただろうか。

すっぽんぽーーーーーーん!!!!

実は左の数品を除いて全てすっぽんを使った、すっぽんフルコースが
リーズナブルなお値段で楽しめるお宿なのです。
(すっぽんが苦手な方向けの普通のコースもあり、こちらも結構人気みたいです。)
生き血の焼酎割とか、心臓・脾臓の日本酒漬けとか、刺身も全部すっぽんだし、
後から出てくる料理もほぼすっぽんを使っていました。

もう、湯治疲れは吹き飛んでしまいましたヨ。

もちろん、鍋を食べた後の〆は…

すっぽん雑炊。
これが美味い!

感想としては、あんこうのコラーゲンや内臓系のお肉が好きなら気に入るかな~
逆に苦手な人はダメかもしれませんね。
味もさることながら、とても一人分とは思えない量にも圧倒されてしまいました。

夜寝る前もまったりと温泉に浸かり、最高の湯治の上がり湯を堪能できました。



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