ひまわりに似た花を付ける「ルドベキア」の和名はマツカサギク。
花が終わった時に花芯が盛り上がってマツカサのようになるからだとか。
英名はコーンフラワー、これも花芯に寄るものだと思う。
ルドベキアというのは属名で、植物名ではない。
ルドベキア属は1年草、宿根草と種類が多い。
宿根草でも「短命多年草 」という寿命の短い宿根草で、冬を越せても2年らしい。
1年草の代表格は、ヒルタ種でルドベキア・ヒルタと呼ばれている「粗毛反魂草(アラゲハンゴンソウ)」。
(多年草扱いにされている場合もあるらしい)
ヒルタ種は、黄色い大きな花を咲かせる。
最近では園芸品種で赤い花もある。
粗毛ということで、葉や茎には毛が生えている。
宿根草の代表格にはトリロバ種がある。
トリロバ種の代表格の「ルドベキア・タカオ」。
トリロバ種は3~5cmの小型の花を株いっぱいに付けるのが特徴。
種類が分かるのはこれくらいで、他にもフルギダ種、サブトメントーサ種、マキシマ種、オクシデンタリス種などがあるが、区別がつかない。
唯一、オクシデンタリス種は花弁(舌状花)がなく、中心部分(管状花)だけしかないので分かる。
今までに見つけたルドベキア(自信がない)
多分、フルギダ種の[ルドベキア・ゴールドスターム]ではないかと思う。
[オオハンゴンソウ]
また、よく似た花にエキナセアがある。
こちらも区別がつかない。
ルドベキアとの違いは
① マイナスの寒さに耐えられるかどうかで、エキナセアは寒さに強く、ルドベキアは寒さにはあまり強くないらしい。
② エキナセアは生長がゆっくりで、花を見られるのは数年後、それに対してルドベキアは成長が早くすぐに花を沢山咲かせる。
③ エキナセアの方が高価。
概してエキナセアは赤やピンクが多く、黄色はあまりないように思う。
多分エキナセアだと思う花
本当によく似ていて区別がつかない。