槍沢ロッヂでエネルギー補給し、本格的な登りを再スタート。
ところが、さっき チラッ と見えたはずの『槍さま』が、その穂先さえ 一向に見えてきません。
相変わらず登る先の山塊は、呆れるほど大きくて、やっぱり一気登りは無謀だったかなぁ…
( だから 云わんこっちゃ無い…)
「ババ平」のキャンプ地まで登ってきました。テントが何張りか、学生さんのワンゲル部合宿かな?
「ぐずぐずしない!! 一人のぐずが トラブルを生むぞ!!」
引率の先生らしい言葉に 我が事のように はっ!! 。
ごめんなさい、先生、心を入れ替えて頑張りますっ!!
( 頼むで、隊長はん…)
大きな雪渓が現れてきました。心持ち涼しい風が吹き渡ります。
しかし、ここで隊長、地図を読み誤って、道を間違えかける失態
隊員に指摘され、10分ほどのロスで済んだものの、 やれやれ…
やばい、ここは隊長らしく、こんなことは織り込み済みと平然と構えとかないとね…
( おいおいっ…)
雪渓を抜け、小さなこぶを左に大きく回りこんできたところで、視界の先の風景が変わりました。
見上げると稜線辺りにかかっていた雲がきれかかっています。
ん? んんっ? 稜線に小屋影らしきものが…
あれっ? ああっ、あれは!!
きゃーっ!! 『 槍さまっ!!』 あなたなのねっ!!
俄然、テンションがUP 隊員と共に盛り上がりまくります
( やかましいなぁ… ちゃっちゃと行かんかい…)
恐らく今日の宿、「槍ヶ岳山荘」と、手前に見えるのは「殺生ヒュッテ」かしらん?
あの、ずーっと憧れ続けた『槍さま』が、もう、そこに、目の前です。
ここからが、じつは辛かった…
早朝から長時間動き続けてきた疲労と、しかも最後の最後の登りが一番の急登。
斜度だって、かなりのもんです。
一歩一歩が、重く、辛い…
少し登っては見上げるものの、一向に近づかない『槍さま』
ああっ…
( 何をオーバーな…)
下からすぐそこに見上げたはずの ここ『殺生ヒュッテ』まで、ほんと、1時間近くかかったんじゃないかなぁ…
さぁ、今度こそラストスパート!! 山小屋のおいしいご飯が待っています( はず)
と、いうことで ジャン!!
( 食欲だけは減らんな、まったく…)
到着直後は、もう脱力状態で、写真どころではなくて…
朝6時半から歩き始めて、到着が夕方4時半。 実に10時間の一気登りでした。
やっと一息入れて、外へ出てみると、夕日がだんだんと『槍さま』にかかりだし、
山のゴールデンタイムのスタートです。
いよいよ明日は、朝一番から『槍さま』アタックです。
今からドキドキ… 初めて愛を告白する前の 乙女のようです…
( いい歳したおっさんが、何言うてますのん、こっちが恥ずかしくなるわ…)
ん? 山小屋の客が 皆 「もえ」「もえ」と、口にしています?
何だ? いつから ここは「萌え~小屋」になったんだ?
そう思った次の瞬間、隊長も思わず「もえ~」と…
もちろん、隊長、節度のある大人ですから、心の中で口にしただけです、ええ。
( ふふん)
押切もえ ちゃんでした、それは…。
NHKの秋の番組取材で、槍ヶ岳登頂をするもえちゃんを撮影しにやって来たみたいです。
「もえ」に登れて、隊長に登れない訳ないでしょ、明日はやるっきゃないね!!
登頂編は、この次ね
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ところが、さっき チラッ と見えたはずの『槍さま』が、その穂先さえ 一向に見えてきません。
相変わらず登る先の山塊は、呆れるほど大きくて、やっぱり一気登りは無謀だったかなぁ…
( だから 云わんこっちゃ無い…)
「ババ平」のキャンプ地まで登ってきました。テントが何張りか、学生さんのワンゲル部合宿かな?
「ぐずぐずしない!! 一人のぐずが トラブルを生むぞ!!」
引率の先生らしい言葉に 我が事のように はっ!! 。
ごめんなさい、先生、心を入れ替えて頑張りますっ!!
( 頼むで、隊長はん…)
大きな雪渓が現れてきました。心持ち涼しい風が吹き渡ります。
しかし、ここで隊長、地図を読み誤って、道を間違えかける失態
隊員に指摘され、10分ほどのロスで済んだものの、 やれやれ…
やばい、ここは隊長らしく、こんなことは織り込み済みと平然と構えとかないとね…
( おいおいっ…)
雪渓を抜け、小さなこぶを左に大きく回りこんできたところで、視界の先の風景が変わりました。
見上げると稜線辺りにかかっていた雲がきれかかっています。
ん? んんっ? 稜線に小屋影らしきものが…
あれっ? ああっ、あれは!!
きゃーっ!! 『 槍さまっ!!』 あなたなのねっ!!
俄然、テンションがUP 隊員と共に盛り上がりまくります
( やかましいなぁ… ちゃっちゃと行かんかい…)
恐らく今日の宿、「槍ヶ岳山荘」と、手前に見えるのは「殺生ヒュッテ」かしらん?
あの、ずーっと憧れ続けた『槍さま』が、もう、そこに、目の前です。
ここからが、じつは辛かった…
早朝から長時間動き続けてきた疲労と、しかも最後の最後の登りが一番の急登。
斜度だって、かなりのもんです。
一歩一歩が、重く、辛い…
少し登っては見上げるものの、一向に近づかない『槍さま』
ああっ…
( 何をオーバーな…)
下からすぐそこに見上げたはずの ここ『殺生ヒュッテ』まで、ほんと、1時間近くかかったんじゃないかなぁ…
さぁ、今度こそラストスパート!! 山小屋のおいしいご飯が待っています( はず)
と、いうことで ジャン!!
( 食欲だけは減らんな、まったく…)
到着直後は、もう脱力状態で、写真どころではなくて…
朝6時半から歩き始めて、到着が夕方4時半。 実に10時間の一気登りでした。
やっと一息入れて、外へ出てみると、夕日がだんだんと『槍さま』にかかりだし、
山のゴールデンタイムのスタートです。
いよいよ明日は、朝一番から『槍さま』アタックです。
今からドキドキ… 初めて愛を告白する前の 乙女のようです…
( いい歳したおっさんが、何言うてますのん、こっちが恥ずかしくなるわ…)
ん? 山小屋の客が 皆 「もえ」「もえ」と、口にしています?
何だ? いつから ここは「萌え~小屋」になったんだ?
そう思った次の瞬間、隊長も思わず「もえ~」と…
もちろん、隊長、節度のある大人ですから、心の中で口にしただけです、ええ。
( ふふん)
押切もえ ちゃんでした、それは…。
NHKの秋の番組取材で、槍ヶ岳登頂をするもえちゃんを撮影しにやって来たみたいです。
「もえ」に登れて、隊長に登れない訳ないでしょ、明日はやるっきゃないね!!
登頂編は、この次ね
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