あらかじめ言っておきますが、 わたくし warazaemon、
高所恐怖症 です、へへっ。
自慢じゃないけど、観光つり橋を渡っただけで、凄いぜぇ!! 心拍数、血圧共にMax UP
( おいおい、自慢してんじゃん)
大きな体に 少女のように繊細な精神を持つ warazaemon さま、
おだてれば木に登ってしまうブタさんや、きゃっきゃっ笑って危なっかしい所を飛び回る おサルとは違います
ジェットコースターなんて、乗る人の気が知れません
そんな わたくし、憧れの 『槍さま』 登頂を前に、実は山荘のベッドの中で一晩中
念仏を唱え… じゃなかった、イメージトレーニングに努めておりました。
翌朝の朝焼けは、ですから 元気なうちに見れる最後の…
( だから、そうじゃ な く て…)
とにかく とても 清々しい朝でした
はやる気持ちを抑え、朝食をもりもりと平らげ、すっきりと快便!!
もうこれで、登頂を回避する理由はなくなってしまいました、はぁぁ…
( 行きたいんだか、行きたくないんだか、一体どっちなんだ、ああっ?)
登頂で込み合わないようにと、手早く準備を済ませ、さぁ出発!!
今日も朝から、快晴です
イメージトレーニング通り、慎重に、慎重に… この足場から 次にあの岩をつかんで、と…
鎖も登場、ハシゴも登場、一歩一歩ごとに高度感が着実に増していきます…
ププッ 少し前を、ハシゴで登る人の「へっぴり腰」に、ちょっとだけ気持ちが和みます。
( おいおいっ、判ってないな、お前のほうがもっと「へっぴり」になってるんだけど…)
意識して なるべく下を見ないように登っていきますが、
それでも視界の端から小さくなった登り口と、山荘の屋根が…
隊長、恥ずかしながら お尻が キューッ っと すぼまるのがわかります
♪アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りをさぁ踊りましょ♪
ランララッラ ラララッラ ランララッラ ラララ…♪ そう、あの『アルプス一万尺』で
アルペン踊りを踊るのが、ここ『小槍』の上なんですが…↓
( 一体どこぞのアホが こんな狭い岩の上で踊れるんじゃい!?)
頑張れ、自分。 頑張れ、隊員。 隊員を気遣う余裕も… ( ホントかい!?)
そして最後のハシゴを上りきったところに、歓喜のステージはありました
やったー、ついに登りきったどー
( ここ、皆さん、頭の中で『ロッキー』のテーマをバックに ご唱和ください )
エイドリアーン
ちょ、ちょっとたんま!!
どこかの山の上でもやった、このパフォーマンスを、さすがにこんな狭い尖がりの上でやれるほど
隊長のハートに毛は生えていません、 控えめに、ごく控えめに 小さくガッツポーズ
それでも満足げな、warazaemon 隊長 です、へへっ
あらっ? もえちゃん?
そう、先ほどから登頂が渋滞気味だったのは、そうか、「押切もえ」撮影隊ご一行さま の…!?
よくよく回りを見渡すと、山頂は撮影スタッフばかり…
え!? 放映いつだっけ? えーっ!? 中京地区だけ?
※後半、ここから、テーストを変えます。気持ち しっとりと 読み進めください。
穂高方面も、きれいに晴れ渡っています。
爽やかな風が、下から吹き上げて、体の脇を通り抜けていきます…
とても、静かです…
初めて そのシルエットを、燕岳の稜線の上から目にした時から2年余り…
もっと感動が湧き上がるのかと思っていましたが…
いつかは…、一度は…、と憧れた、その尖がりのてっぺんに、今 自分が立っていることの実感が
まだまだ湧いてきません。
喜びは大きいほど、静かに ゆっくりとやって来るものなのかもしれません…
槍ヶ岳は、僕のそんなちっぽけな感慨に関係なく、ただ ただ 天空に向かい屹立しているだけです…
うん、また、来よう、
そう、今度はあそこに見えている稜線をたどって…
何度でも、いつでも、『槍さま』は、待っていてくれるから…
再び上高地へと下る道を、後ろ髪をひかれるような、少しさびしい気持ちで歩き続けます。
振り返るたびに、槍ヶ岳は、槍沢の風景は、いよいよ美しく、忘れられない光景として目に焼きつきました。
三歩さんも言ってたっけ… 「一度登った山は、今まで以上に美しく見える」って…
横尾まで戻りました。
往路のときに感じた、『ここまで無事下りて来た登山客の安堵と、これから登っていこうとする者の高揚感とが
入り混じった不思議な雰囲気が、ここ横尾には満ちています…』という表現、
あながち間違っていなかったな…
朝陽の中を歩いた往路の 上高地~横尾間のルートも、
午後の陽射しの中を歩く 横尾~上高地の間のルートも、それはそれは美しいものでした…
上高地を、上高地からのルートを開拓した多くの先人が、なぜ それほどまでに ここを深く愛したか、
今回の山行で少しだけわかった、気がします…
こんな 何気ない光景の一つが、なぜだか 今も印象的に目に焼きついています…
忘れられない、かけがえのない山行となりました…
< おまけ >
上高地まで あとわずかというところで、くだんの「もえちゃん」に、さくっ、て追い抜かれてしまいました…
あらっ!? 意外と早いじゃん、(ふふん、がんばってんじゃん) あらっ!? あれっ!? おかしいな、追いつけない…
とうとう見えなくなっちゃいました…(呆然)
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高所恐怖症 です、へへっ。
自慢じゃないけど、観光つり橋を渡っただけで、凄いぜぇ!! 心拍数、血圧共にMax UP
( おいおい、自慢してんじゃん)
大きな体に 少女のように繊細な精神を持つ warazaemon さま、
おだてれば木に登ってしまうブタさんや、きゃっきゃっ笑って危なっかしい所を飛び回る おサルとは違います
ジェットコースターなんて、乗る人の気が知れません
そんな わたくし、憧れの 『槍さま』 登頂を前に、実は山荘のベッドの中で一晩中
念仏を唱え… じゃなかった、イメージトレーニングに努めておりました。
翌朝の朝焼けは、ですから 元気なうちに見れる最後の…
( だから、そうじゃ な く て…)
とにかく とても 清々しい朝でした
はやる気持ちを抑え、朝食をもりもりと平らげ、すっきりと快便!!
もうこれで、登頂を回避する理由はなくなってしまいました、はぁぁ…
( 行きたいんだか、行きたくないんだか、一体どっちなんだ、ああっ?)
登頂で込み合わないようにと、手早く準備を済ませ、さぁ出発!!
今日も朝から、快晴です
イメージトレーニング通り、慎重に、慎重に… この足場から 次にあの岩をつかんで、と…
鎖も登場、ハシゴも登場、一歩一歩ごとに高度感が着実に増していきます…
ププッ 少し前を、ハシゴで登る人の「へっぴり腰」に、ちょっとだけ気持ちが和みます。
( おいおいっ、判ってないな、お前のほうがもっと「へっぴり」になってるんだけど…)
意識して なるべく下を見ないように登っていきますが、
それでも視界の端から小さくなった登り口と、山荘の屋根が…
隊長、恥ずかしながら お尻が キューッ っと すぼまるのがわかります
♪アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りをさぁ踊りましょ♪
ランララッラ ラララッラ ランララッラ ラララ…♪ そう、あの『アルプス一万尺』で
アルペン踊りを踊るのが、ここ『小槍』の上なんですが…↓
( 一体どこぞのアホが こんな狭い岩の上で踊れるんじゃい!?)
頑張れ、自分。 頑張れ、隊員。 隊員を気遣う余裕も… ( ホントかい!?)
そして最後のハシゴを上りきったところに、歓喜のステージはありました
やったー、ついに登りきったどー
( ここ、皆さん、頭の中で『ロッキー』のテーマをバックに ご唱和ください )
エイドリアーン
ちょ、ちょっとたんま!!
どこかの山の上でもやった、このパフォーマンスを、さすがにこんな狭い尖がりの上でやれるほど
隊長のハートに毛は生えていません、 控えめに、ごく控えめに 小さくガッツポーズ
それでも満足げな、warazaemon 隊長 です、へへっ
あらっ? もえちゃん?
そう、先ほどから登頂が渋滞気味だったのは、そうか、「押切もえ」撮影隊ご一行さま の…!?
よくよく回りを見渡すと、山頂は撮影スタッフばかり…
え!? 放映いつだっけ? えーっ!? 中京地区だけ?
※後半、ここから、テーストを変えます。気持ち しっとりと 読み進めください。
穂高方面も、きれいに晴れ渡っています。
爽やかな風が、下から吹き上げて、体の脇を通り抜けていきます…
とても、静かです…
初めて そのシルエットを、燕岳の稜線の上から目にした時から2年余り…
もっと感動が湧き上がるのかと思っていましたが…
いつかは…、一度は…、と憧れた、その尖がりのてっぺんに、今 自分が立っていることの実感が
まだまだ湧いてきません。
喜びは大きいほど、静かに ゆっくりとやって来るものなのかもしれません…
槍ヶ岳は、僕のそんなちっぽけな感慨に関係なく、ただ ただ 天空に向かい屹立しているだけです…
うん、また、来よう、
そう、今度はあそこに見えている稜線をたどって…
何度でも、いつでも、『槍さま』は、待っていてくれるから…
再び上高地へと下る道を、後ろ髪をひかれるような、少しさびしい気持ちで歩き続けます。
振り返るたびに、槍ヶ岳は、槍沢の風景は、いよいよ美しく、忘れられない光景として目に焼きつきました。
三歩さんも言ってたっけ… 「一度登った山は、今まで以上に美しく見える」って…
横尾まで戻りました。
往路のときに感じた、『ここまで無事下りて来た登山客の安堵と、これから登っていこうとする者の高揚感とが
入り混じった不思議な雰囲気が、ここ横尾には満ちています…』という表現、
あながち間違っていなかったな…
朝陽の中を歩いた往路の 上高地~横尾間のルートも、
午後の陽射しの中を歩く 横尾~上高地の間のルートも、それはそれは美しいものでした…
上高地を、上高地からのルートを開拓した多くの先人が、なぜ それほどまでに ここを深く愛したか、
今回の山行で少しだけわかった、気がします…
こんな 何気ない光景の一つが、なぜだか 今も印象的に目に焼きついています…
忘れられない、かけがえのない山行となりました…
< おまけ >
上高地まで あとわずかというところで、くだんの「もえちゃん」に、さくっ、て追い抜かれてしまいました…
あらっ!? 意外と早いじゃん、(ふふん、がんばってんじゃん) あらっ!? あれっ!? おかしいな、追いつけない…
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