この場所、山登りをする人には、馴染み深いでしょう?
そう、ここは南八ヶ岳の主たる登山口の一つ、美濃戸口。
8月後半に入れておいた連休を前に、天気も良さそうだし、さて どこ行こう?
とは言え、夏もそろそろ終盤、夏山も多分、今シーズン最後かなぁ…と
北アルプスは、ちょうどこの時「涸沢フェスティバル」で さぞ混むに違いないし…
んじゃあ、「槍さま」登頂で 調子に乗っている今、
八ヶ岳主峰 「 赤岳 」 に 挑んでしまおうじゃないの、ん!? どうよ?
と、そんな会話が隊長と隊員の間で あったような 無かったような…
勢いとは恐ろしい あまり躊躇も無く決まった 「 赤岳 」挑戦。
新宿発 「あずさ1号」7:00 ⇒ 茅野駅 9:08、 アルピコ交通バス 9:35 ⇒ 美濃戸口10:15 と
気付くと ここ美濃戸口に。
ここから林道を1時間かけて、更に奥の登山道入口の『 美濃戸 』まで。
途中、美濃戸まで、マイカーで乗り入れる登山客を、羨望と嫉妬の目で見送っていたの、あれ私です。
「美濃戸山荘」。冷たい沢水に、トマトやきゅうり、スイカにビール、etc.美味しそうに冷えていました。
ここで道は、北沢、南沢に道を分け、本格的な山道に…
( 後で気付いたんだけど、北沢の方のルートは、この後まだ1時間近く林道歩きが続くみたいです…)
赤岳への前進基地、『 行者小屋 』へは、南沢ルートが最短。
赤岳頂上の僅か下に位置する『 赤岳天望荘 』へ、今日中に登ってしまう予定の我が隊、
ここで時間をロスするわけにはいかない。
幸い朝から快晴に恵まれている我が隊でしたが、八ヶ岳は午後から雲が広がることが多く、
恐いのは『 雷(かみなり)さま 』
気になるのは、美濃戸から見上げた赤岳方面に、かなり厚めの雲がかかりだしていること…
標高が上がっていくとはいえ、まだ夏。 歩けばどんどんと汗が、汗が、汗が…
どうにか、「 行者小屋 」に到着。
なんか、西部劇にでてくる開拓中の街みたいな雰囲気。
保安官が歩いてたり、お尋ね者の銀行強盗の輩が歩いてたり…… ( しません。)
背後には、まるで屏風を立てたみたいに、いきなりの「 山の壁 」。
今までの登りは、ほんの序の口、今 見えているのは、大関、ううん、横綱級だよ!!
しかも、稜線に近い上の方は、岩、岩、岩…
いったいどうやって がぶり寄ればいいやら… 下手にがぶり寄ると、「 うっちゃり 」を喰いかねないよ!!
隊長、今更ながら気付きました、赤岳は、八ヶ岳の主峰だということに…
隊員も忘れていませんでした、かつて八ヶ岳の権現岳に苦労して登った時、
権現岳小屋の 眺望抜群の一人用トイレの中から、仰ぎ見る赤岳方面の あまりに恐ろしい光景に
出掛かっていた お○○こが、ショックで止まってしまったことを…
にわかに立ち込めだした、怪しげな雲!!
危うし、warazaemon 一行、はたして この後一体どんな困難が待ち受けているのでしょう
( 後半に続く…)
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