目覚しのセット、オッケー。
携帯だけど、5分違いで鳴るようにセットしたし、大丈夫👌
1度目の音でちゃんと起きて、
軽い朝食も、歯磨きも、トイレもテキパキ テキパキ、
余裕かまして 朝刊までしっかり目を通し、
まだ余裕あるから デザートも 食べちまおうかな、と
リモコンでテレビをつけながら 冷蔵庫に向かう僕の背後で
時報の音とともに アニメ番組の主題歌が流れて‥
ん⁈
んっ⁈
何か変⁈
日曜の朝 6時から、なんでアニメ⁈
振り返り、テレビ画面の左肩に表示された時刻を見る
ん!
食い入るように、も一度、見る‼️
7:01
あずさ1号、松本行き。
頭の中で、薄紫の車体がホームを 滑らかに 離れ、
高層ビル群を左手に走り出して行く映像が見えます‥
エ?
その列車、予約した、お、俺が
の、乗る、乗るべき、乗んなくちゃいけない電車じゃん‼️
ちょ、ちょ、ちょっと‼️ タンマ‼️
と、止まって‼️
止まるわけ ありません、ハイ。
エ? 遅刻?
あ、 そう。
そりゃ残念。指定が無駄になっちゃったねぇ、ハイ、チ~ン
前夜、玄関先に用意しておいたザックと 登山靴をドアの外に放り出し
転げるように飛び出し、
マンションの外でタクシーを探します。
なんで、どうして、何がどうして こうなっちゃったの⁈
駅に向かいながら おサル君にメール。
スマホには、何度も着信履歴の跡が‥
さて、こんな最悪なスタートで 向かった先は、
奥秩父の盟主、金峰山。
新宿から韮崎駅、更に瑞牆山荘まで、
朝一番の特急と路線バス便を乗り継げば
比較的スムーズにたどり着けるので、
何かと行きやすい山なんです‥
ええ、遅刻さえ しなければ‥
さて、韮崎駅。
次の第3便バスは 1時間以上も先です。
仮にそれで行ったとして、
コースタイムを単純に足してみると、
山小屋に着くのは 6時近く。
いくら日が長くなったとはいえ、まずいでしょ、それは‥
そう言えば、小屋の予約をした時に
遅くとも4時半くらい迄には到着してるようにと、
釘を刺されてもいたしなぁ〜
遅刻した負い目もあるし、
え〜い、ままよ、タクシー🚖 奮発じゃい‼️
タクシーの後部シートから 恐る恐る尋ねます‥
「運転手さん、瑞牆山荘まで、幾らくらい? 」
「 ん〜んっとね、11,000円位かなぁ‥」
瞬間、懐の中を考えます。
山小屋代もあるし、ギリギリ、かな⁈
とりあえずは、ほっ‥
しかも運ちゃん、頑張ってくれました!
無駄のない最短ルートを選んでくれて、
途中、第2便のバスも追い越してくれるしで、
料金も 予定内の¥10,540也。
ありがとう、お釣りは 取っておいて〜‼️ の言葉をぐっと飲み込みます。
懐具合を考えると、今日のところは精一杯の笑顔が 御礼でげす‥
そんな騒ぎはありましたが、
スタートは 最小限の遅れ(約40分くらい) で済みました〜 やれやれ‥
( 内緒なんだけど、後でおサル君、タクシー代半分出してくれましたぁ、ありがとっ)
それでも、意識して早目のテンポで進みます。
唐松の新芽🌱が 綺麗っす
富士見平への尾根に出ると、瑞牆山が目に飛び込んできます
休日とあって賑わう富士見平小屋での休憩もほどほどに、
金峰山への道へ進みます。
途中、軽アイゼンが、もしかしたら要り用になるかも、
と、ザックに入れては来ましたが、
当面は 大丈夫みたいっす。
大日小屋を眼下に過ぎれば、間も無く最初の大きな一枚岩
たいがい、この辺りから眺望があるんだけど
今日はまだガスが抜けきっていません。
大日岩。
どんどんと明るさは増してきてるし,稜線に出れば なんとかなるかな。
残り少ない残雪が溶けて、溶けた水が随分と登山道に流れてきています。
多分、この先の急登を登り切れば、 「砂払いの頭」。
何年か前のこの時期にきた時も、その直下だけ アイスバーンが広がり
ちょっと苦労したところ。
案の定‥
でも、アイゼンをつけるほどじゃないので
このまま 頑張って行ってしまいましょう
出た‼︎
稜線に出ました‼︎
ちょうどいい具合に、ガスも取れて 程よい天気になってきたっす‼︎
瑞牆山を バックに‥ ポーズ。
ギザギザの歯のような岩場を アップダウンしながらも、
一歩一歩 着実に進んで行きます
ここで、金峰山荘に直接アプローチする道と、山頂へ向かう道と、別れます。
山頂手前の、名物岩『五丈岩』が だいぶ迫ってきました
側に来て、見れば見るほど、超巨大 招き猫? ‥
あの個々の頂きを踏んで歩いて来たんだねぇ‥ 偉いっ‼️
ねっ、おサル君⁉︎
金峰山小屋は、もう すぐ、その左下。
とうちゃこ〜 何とか4時半まえに入れた〜
さてさて、残る お楽しみは、夕食だね‼︎
ウヒョヒョ〜、1皿目のチキンソテー美味しかったし、
お代わり替わりのカレーライスも うまし‼️
これがあるから、ここは 外せないねぇ〜
満腹で、消灯前の7時過ぎには
二人ともスカピー スカピー スカピー なのでした‥
翌朝、ご来光が望めそうなら山頂を目指そうと
寝床の窓から白々としだした空を伺いますが、どうも期待薄‥
それでも同宿の四人組チームは 登って行きましたが、
我が隊は 早々に諦め、ゆっくりと起きて、階下へ
こんな朝の山小屋はいいもんです。
4人を除いた宿泊者は我隊のみだし、誰にも急かされない のんびりとした時間が流れています。
朝食はシンプルだけど贅沢な「オヤジ」 もとい おじや。
たっぷりと食べました~
前回お世話になった小屋番のおじさんも、「ゆず彦」にも会えなかったけど
感じの良いオーナー夫人に挨拶して よし、行くか~
多少 ガスってますが、予報では昼近くにはお日様も顔を出してくれそうです
昨日の逆コース、山頂をたどって再び瑞牆山荘まで下りましょう
うひょひょひょひょ~
小川山と、高原キャベツの川上村が望めます
あっという間の 激下り?! もう ここまで下ってきました。
朝の2便のバスには乗れるかな~
楽勝だったっす!!
瑞牆山荘が見えてきました~
ところで この渓谷、いつ来ても気持ちいいね~
バスで通過してしまうのが勿体ないっす
ところで、さっぱりして帰りたいところだけど、
何処に寄ろうかな?
普通なら「増富温泉」に寄って行くんだろうけど、
そこよりも もっと韮崎寄りに
眺めの良い 明野町の太陽館っていう日帰り温泉があったはず、
よし、そこ行こっ!!
の、はずだったんでげすが…
ありゃりゃ?! 『ハイジ村 クララの湯』って?!
いつの間に、こんなことになっていたんだか、
キツネにつままれた気分でげすが、
大丈夫、温泉自体は 同じ温泉。
この日の日替わり湯は 『赤ワイン湯』
イヒヒ、しっかり赤ワインに煮込まれて
それはそれは美味しく柔らかい 子豚のワイン煮が出来上がりました~
初めて見ました、いや、食べました!!
サクランボの漬物って…
そう、察しのいい方はお判りでしょう
実は 甲府まで戻って、例の店へ…
「小作」で更にワインを取り込んで、
それはそれは美味しいお肉が出来上がったとさ
よろしければ、こちらも お願いします…
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1度目の音でちゃんと起きて、
軽い朝食も、歯磨きも、トイレもテキパキ テキパキ、
余裕かまして 朝刊までしっかり目を通し、
まだ余裕あるから デザートも 食べちまおうかな、と
リモコンでテレビをつけながら 冷蔵庫に向かう僕の背後で
時報の音とともに アニメ番組の主題歌が流れて‥
ん⁈
んっ⁈
何か変⁈
日曜の朝 6時から、なんでアニメ⁈
振り返り、テレビ画面の左肩に表示された時刻を見る
ん!
食い入るように、も一度、見る‼️
7:01
あずさ1号、松本行き。
頭の中で、薄紫の車体がホームを 滑らかに 離れ、
高層ビル群を左手に走り出して行く映像が見えます‥
エ?
その列車、予約した、お、俺が
の、乗る、乗るべき、乗んなくちゃいけない電車じゃん‼️
ちょ、ちょ、ちょっと‼️ タンマ‼️
と、止まって‼️
止まるわけ ありません、ハイ。
エ? 遅刻?
あ、 そう。
そりゃ残念。指定が無駄になっちゃったねぇ、ハイ、チ~ン
前夜、玄関先に用意しておいたザックと 登山靴をドアの外に放り出し
転げるように飛び出し、
マンションの外でタクシーを探します。
なんで、どうして、何がどうして こうなっちゃったの⁈
駅に向かいながら おサル君にメール。
スマホには、何度も着信履歴の跡が‥
さて、こんな最悪なスタートで 向かった先は、
奥秩父の盟主、金峰山。
新宿から韮崎駅、更に瑞牆山荘まで、
朝一番の特急と路線バス便を乗り継げば
比較的スムーズにたどり着けるので、
何かと行きやすい山なんです‥
ええ、遅刻さえ しなければ‥
さて、韮崎駅。
次の第3便バスは 1時間以上も先です。
仮にそれで行ったとして、
コースタイムを単純に足してみると、
山小屋に着くのは 6時近く。
いくら日が長くなったとはいえ、まずいでしょ、それは‥
そう言えば、小屋の予約をした時に
遅くとも4時半くらい迄には到着してるようにと、
釘を刺されてもいたしなぁ〜
遅刻した負い目もあるし、
え〜い、ままよ、タクシー🚖 奮発じゃい‼️
タクシーの後部シートから 恐る恐る尋ねます‥
「運転手さん、瑞牆山荘まで、幾らくらい? 」
「 ん〜んっとね、11,000円位かなぁ‥」
瞬間、懐の中を考えます。
山小屋代もあるし、ギリギリ、かな⁈
とりあえずは、ほっ‥
しかも運ちゃん、頑張ってくれました!
無駄のない最短ルートを選んでくれて、
途中、第2便のバスも追い越してくれるしで、
料金も 予定内の¥10,540也。
ありがとう、
懐具合を考えると、今日のところは精一杯の笑顔が 御礼でげす‥
そんな騒ぎはありましたが、
スタートは 最小限の遅れ(約40分くらい) で済みました〜 やれやれ‥
( 内緒なんだけど、後でおサル君、タクシー代半分出してくれましたぁ、ありがとっ)
それでも、意識して早目のテンポで進みます。
唐松の新芽🌱が 綺麗っす
富士見平への尾根に出ると、瑞牆山が目に飛び込んできます
休日とあって賑わう富士見平小屋での休憩もほどほどに、
金峰山への道へ進みます。
途中、軽アイゼンが、もしかしたら要り用になるかも、
と、ザックに入れては来ましたが、
当面は 大丈夫みたいっす。
大日小屋を眼下に過ぎれば、間も無く最初の大きな一枚岩
たいがい、この辺りから眺望があるんだけど
今日はまだガスが抜けきっていません。
大日岩。
どんどんと明るさは増してきてるし,稜線に出れば なんとかなるかな。
残り少ない残雪が溶けて、溶けた水が随分と登山道に流れてきています。
多分、この先の急登を登り切れば、 「砂払いの頭」。
何年か前のこの時期にきた時も、その直下だけ アイスバーンが広がり
ちょっと苦労したところ。
案の定‥
でも、アイゼンをつけるほどじゃないので
このまま 頑張って行ってしまいましょう
出た‼︎
稜線に出ました‼︎
ちょうどいい具合に、ガスも取れて 程よい天気になってきたっす‼︎
瑞牆山を バックに‥ ポーズ。
ギザギザの歯のような岩場を アップダウンしながらも、
一歩一歩 着実に進んで行きます
ここで、金峰山荘に直接アプローチする道と、山頂へ向かう道と、別れます。
山頂手前の、名物岩『五丈岩』が だいぶ迫ってきました
側に来て、見れば見るほど、超巨大 招き猫? ‥
あの個々の頂きを踏んで歩いて来たんだねぇ‥ 偉いっ‼️
ねっ、おサル君⁉︎
金峰山小屋は、もう すぐ、その左下。
とうちゃこ〜 何とか4時半まえに入れた〜
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ウヒョヒョ〜、1皿目のチキンソテー美味しかったし、
お代わり替わりのカレーライスも うまし‼️
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二人ともスカピー スカピー スカピー なのでした‥
翌朝、ご来光が望めそうなら山頂を目指そうと
寝床の窓から白々としだした空を伺いますが、どうも期待薄‥
それでも同宿の四人組チームは 登って行きましたが、
我が隊は 早々に諦め、ゆっくりと起きて、階下へ
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4人を除いた宿泊者は我隊のみだし、誰にも急かされない のんびりとした時間が流れています。
朝食はシンプルだけど贅沢な「オヤジ」 もとい おじや。
たっぷりと食べました~
前回お世話になった小屋番のおじさんも、「ゆず彦」にも会えなかったけど
感じの良いオーナー夫人に挨拶して よし、行くか~
多少 ガスってますが、予報では昼近くにはお日様も顔を出してくれそうです
昨日の逆コース、山頂をたどって再び瑞牆山荘まで下りましょう
うひょひょひょひょ~
小川山と、高原キャベツの川上村が望めます
あっという間の 激下り?! もう ここまで下ってきました。
朝の2便のバスには乗れるかな~
楽勝だったっす!!
瑞牆山荘が見えてきました~
ところで この渓谷、いつ来ても気持ちいいね~
バスで通過してしまうのが勿体ないっす
ところで、さっぱりして帰りたいところだけど、
何処に寄ろうかな?
普通なら「増富温泉」に寄って行くんだろうけど、
そこよりも もっと韮崎寄りに
眺めの良い 明野町の太陽館っていう日帰り温泉があったはず、
よし、そこ行こっ!!
の、はずだったんでげすが…
ありゃりゃ?! 『ハイジ村 クララの湯』って?!
いつの間に、こんなことになっていたんだか、
キツネにつままれた気分でげすが、
大丈夫、温泉自体は 同じ温泉。
この日の日替わり湯は 『赤ワイン湯』
イヒヒ、しっかり赤ワインに煮込まれて
それはそれは美味しく柔らかい 子豚のワイン煮が出来上がりました~
初めて見ました、いや、食べました!!
サクランボの漬物って…
そう、察しのいい方はお判りでしょう
実は 甲府まで戻って、例の店へ…
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