身辺でいろいろありまして…
気づくとすっかり秋でございます。
お天気野郎、相変わらず機嫌が悪く
週末ごとに台風を呼び寄せるもんで
山のほうもちょっと暇を持て余しているような、そんな感じ?!
で、10月に入りました。
思い起こせば 我隊、
涸沢、北穂に木曽駒、表銀座(半)縦走、乗鞍に上高地と
例年 この時期には、ずいぶんと山に入ってます。
さて、今年は…?!
ブログやフェイスブックの投稿を見ていると
涸沢~上高地、北アルプス周辺の混雑は 夏の比ではなく
見ているだけで辟易気味
(※イメージ画像 ネットからお借りしました)
(※イメージ画像 ネットからお借りしました)
(※イメージ画像 ネットからお借りしました)
なら、いっそのこと「いくぜ東北」で、
空いてるであろう 鳥海山あたりまで遠征しちまおうか…
ところが いざ 行く気になって調べてみると
東北の山って
夏山シーズンが終わってしまうと
途端にどこも、
ただ辺境にあるだけの山と化してしまいます。
それでもバスが通じていれば まだましで
おいおい、一体どうやって行けっていうんだ、みたいなところも‥
もともと おらの山登りモットー
その① 温泉は欠かしません(特に下山後の)
その② 下山後のビールも欠かしません( イヒヒ )
その③ 高いところには無理して登らない
プププッ、笑かしてくれるじゃん
なら山行くなよ、っていう話じゃん⁈
じゃなくって
何を言いたいかって言うと、
下山後のビールと温泉ありきで 山に登っているという事
No Beer and Mountain,No Life!!
なので自然、否 必然的に、
もっぱらアクセスには 公共交通機関を使うって訳でさぁ
ともあれ 木金土と 取っていた三連休、
3日あれば 大概のところに行けるだろうとたかをくくっていましたが‥
ところがギッチョンチョン
そんな訳で 行程を考え出すと無駄な時間のロスばかり
結局、
①台風通過の影響が少なく ②電車、バスのアクセスが良く、
③紅葉がジャストタイミングな場所
ジャジャーン
那須を目指す事に 相成りましたです、ハイ
ぎりぎりまで『ゲス台風』の進路を見極めたところで
行く先を那須に決めると
さぁ、先ずは 宿、宿、やど〜‼️
皆さん もちろんご存じ、
そう、那須には、有名な 歩いてしか行けない温泉宿があります
三斗小屋‼️
6年前、2軒あるその内の一軒 大黒屋さんに泊まり
次に来るチャンスがあったら
もう一軒の 煙草屋さんに泊まろうと決めていました。
電話をします。
「はいはい、煙草屋ですよ、
え?! 明日?! 空いてるけど おたくら大丈夫なの? 上はもの凄い風よ、
悪い事言わないから 明日の朝 もう一度天気予報を見て
よーく考えて、それでもよければ また朝 電話していらっしゃい」って…
あぁ⁈ まじか~?!
まさか 宿の人に諭されるとは 思っていませんでした(笑)
天気予報は 勿論 チェックしていましたが、
そう言われ 改めて その晩 再チェック。
天気はにらんだ通り 急速に回復基調です。
ただ、風だけが 朝から
風速25〜40m(!!) で吹き荒れてます
でも ここ、もともと風 強い場所だもんねぇ、と
独り言ちながら ネットやブログの投稿もチェック
すると…
げげっ、まじか〜⁈
※イメージ画像(ネットから拾わせていただきました)
なんでも 峰の茶屋あたりは ひどい時には
ちょっと気を抜くと吹き飛ばされ、持ってかれるくらいの風らしい…
ましてや台風通過後の北西からの暴風が想定されている明日、
俺はともかく、おサル君はまずいなぁ~
飛んでっちゃうべ、こりゃ
とはいえ、新幹線予約取っちゃったし、う~む
隊長、一晩、熟考を重ねましたです、はい
で、朝 那須塩原駅に着くや煙草屋さんに電話して、
改めてその晩の宿泊をお願いしたのでした…
果たして その秘策たるや…?!
そして、歩き始めは、『板室温泉』。
ん?!
そう、駅から向かったのは、茶臼岳直下のロープウェー山麓駅ではなくて
那須山塊の南の端に位置する名湯「板室温泉」。
暴風吹き荒れる稜線付近を避け、
大きく南から迂回して山塊の向こう側の山麓を進み
三斗小屋へ向かおうという算段です
幸い、少し時間をずらせば「板室温泉」終点のバス便が
那須塩原駅から出ている事が判り、
その分 歩く距離は かなり長くなりますが
何とか明るい内に 小屋まで入れそうです、イヒヒ
ブラボ~!!、隊長、やった~!!
このルートを考えた時点で、既に勝利したも同然みたいな~?!
( ❝路線バスの旅❞の 太川陽介リーダーの代役も 隊長なら勤まりまっせ~ イヒヒ)
今のところ、暴風のかけらも感じられない
台風一過の青空が広がっています
小一時間ほど歩いて、やっと登山口の乙女滝に到着
茶臼岳の南端の山裾が見えています
ここから沼原湿原を抜け、三斗小屋へ
昔は 会津へ抜ける街道でもあったんだねぇ
しばらくは沢に沿った 気持ちの良い樹林を歩いて行きます
しかし、この辺り、まだ紅葉の気配さえないよ
時々、舗装された林道と交差
リサーチ不足だったけど
沼原湿原まで、どうやらこの舗装路で 車で行けるみたい
そう思うと 何だかちょっと興醒めだねぇ…
ここまでの徒歩2時間半が 報われない気がしないではない…
ま、気を取り直し…
駐車場脇のベンチで そそくさとおにぎりを食べて、と
陽が陰り、風がごうごうと 上空で音をたてはじめました
やっぱり 稜線付近は 大変な風なんだろうなぁ
おーっ!! やっと木が色づき始めた
紅葉の名所『姥ヶ平』を下ってきた道と ここで合流
ここで この程度の紅葉ってことは
やっぱり今年はそれほど色づきが良いとは言えないようだねぇ…
ここまで来れば、三斗小屋まで もう僅か
温泉と ご飯が待ってるぞ~ イヒヒ
急げ急げ~
とうちゃこ~!!
ホントに 歩いてしか来れない秘湯に到着でがす ムフフ
脇の側溝からして 温泉が流れ、
う~ん、秘湯ムード 満点っす!!
着いてみれば どんべの到着だったけど、
危険もなく まずは計画の勝利っす、イヒヒ
電話で諭してくれたお母さんも笑顔で迎えてくれました
夕飯まで あと30分、
急げ、まずは温泉でさっぱりするべ~
後編(温泉・錦繍編)に続きます
最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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お天気野郎、相変わらず機嫌が悪く
週末ごとに台風を呼び寄せるもんで
山のほうもちょっと暇を持て余しているような、そんな感じ?!
で、10月に入りました。
思い起こせば 我隊、
涸沢、北穂に木曽駒、表銀座(半)縦走、乗鞍に上高地と
例年 この時期には、ずいぶんと山に入ってます。
さて、今年は…?!
ブログやフェイスブックの投稿を見ていると
涸沢~上高地、北アルプス周辺の混雑は 夏の比ではなく
見ているだけで辟易気味
(※イメージ画像 ネットからお借りしました)
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なら、いっそのこと「いくぜ東北」で、
空いてるであろう 鳥海山あたりまで遠征しちまおうか…
ところが いざ 行く気になって調べてみると
東北の山って
夏山シーズンが終わってしまうと
途端にどこも、
ただ辺境にあるだけの山と化してしまいます。
それでもバスが通じていれば まだましで
おいおい、一体どうやって行けっていうんだ、みたいなところも‥
もともと おらの山登りモットー
その① 温泉は欠かしません(特に下山後の)
その② 下山後のビールも欠かしません( イヒヒ )
その③ 高いところには無理して登らない
プププッ、笑かしてくれるじゃん
なら山行くなよ、っていう話じゃん⁈
じゃなくって
何を言いたいかって言うと、
下山後のビールと温泉ありきで 山に登っているという事
No Beer and Mountain,No Life!!
なので
もっぱらアクセスには 公共交通機関を使うって訳でさぁ
ともあれ 木金土と 取っていた三連休、
3日あれば 大概のところに行けるだろうとたかをくくっていましたが‥
ところがギッチョンチョン
そんな訳で 行程を考え出すと無駄な時間のロスばかり
結局、
①台風通過の影響が少なく ②電車、バスのアクセスが良く、
③紅葉がジャストタイミングな場所
ジャジャーン
那須を目指す事に 相成りましたです、ハイ
ぎりぎりまで『ゲス台風』の進路を見極めたところで
行く先を那須に決めると
さぁ、先ずは 宿、宿、やど〜‼️
皆さん もちろんご存じ、
そう、那須には、有名な 歩いてしか行けない温泉宿があります
三斗小屋‼️
6年前、2軒あるその内の一軒 大黒屋さんに泊まり
次に来るチャンスがあったら
もう一軒の 煙草屋さんに泊まろうと決めていました。
電話をします。
「はいはい、煙草屋ですよ、
え?! 明日?! 空いてるけど おたくら大丈夫なの? 上はもの凄い風よ、
悪い事言わないから 明日の朝 もう一度天気予報を見て
よーく考えて、それでもよければ また朝 電話していらっしゃい」って…
あぁ⁈ まじか~?!
まさか 宿の人に諭されるとは 思っていませんでした(笑)
天気予報は 勿論 チェックしていましたが、
そう言われ 改めて その晩 再チェック。
天気はにらんだ通り 急速に回復基調です。
ただ、風だけが 朝から
風速25〜40m(!!) で吹き荒れてます
でも ここ、もともと風 強い場所だもんねぇ、と
独り言ちながら ネットやブログの投稿もチェック
すると…
げげっ、まじか〜⁈
※イメージ画像(ネットから拾わせていただきました)
なんでも 峰の茶屋あたりは ひどい時には
ちょっと気を抜くと吹き飛ばされ、持ってかれるくらいの風らしい…
ましてや台風通過後の北西からの暴風が想定されている明日、
俺はともかく、おサル君はまずいなぁ~
飛んでっちゃうべ、こりゃ
とはいえ、新幹線予約取っちゃったし、う~む
隊長、一晩、熟考を重ねましたです、はい
で、朝 那須塩原駅に着くや煙草屋さんに電話して、
改めてその晩の宿泊をお願いしたのでした…
果たして その秘策たるや…?!
そして、歩き始めは、『板室温泉』。
ん?!
そう、駅から向かったのは、茶臼岳直下のロープウェー山麓駅ではなくて
那須山塊の南の端に位置する名湯「板室温泉」。
暴風吹き荒れる稜線付近を避け、
大きく南から迂回して山塊の向こう側の山麓を進み
三斗小屋へ向かおうという算段です
幸い、少し時間をずらせば「板室温泉」終点のバス便が
那須塩原駅から出ている事が判り、
その分 歩く距離は かなり長くなりますが
何とか明るい内に 小屋まで入れそうです、イヒヒ
ブラボ~!!、隊長、やった~!!
このルートを考えた時点で、既に勝利したも同然みたいな~?!
( ❝路線バスの旅❞の 太川陽介リーダーの代役も 隊長なら勤まりまっせ~ イヒヒ)
今のところ、暴風のかけらも感じられない
台風一過の青空が広がっています
小一時間ほど歩いて、やっと登山口の乙女滝に到着
茶臼岳の南端の山裾が見えています
ここから沼原湿原を抜け、三斗小屋へ
昔は 会津へ抜ける街道でもあったんだねぇ
しばらくは沢に沿った 気持ちの良い樹林を歩いて行きます
しかし、この辺り、まだ紅葉の気配さえないよ
時々、舗装された林道と交差
リサーチ不足だったけど
沼原湿原まで、どうやらこの舗装路で 車で行けるみたい
そう思うと 何だかちょっと興醒めだねぇ…
ここまでの徒歩2時間半が 報われない気がしないではない…
ま、気を取り直し…
駐車場脇のベンチで そそくさとおにぎりを食べて、と
陽が陰り、風がごうごうと 上空で音をたてはじめました
やっぱり 稜線付近は 大変な風なんだろうなぁ
おーっ!! やっと木が色づき始めた
紅葉の名所『姥ヶ平』を下ってきた道と ここで合流
ここで この程度の紅葉ってことは
やっぱり今年はそれほど色づきが良いとは言えないようだねぇ…
ここまで来れば、三斗小屋まで もう僅か
温泉と ご飯が待ってるぞ~ イヒヒ
急げ急げ~
とうちゃこ~!!
ホントに 歩いてしか来れない秘湯に到着でがす ムフフ
脇の側溝からして 温泉が流れ、
う~ん、秘湯ムード 満点っす!!
着いてみれば どんべの到着だったけど、
危険もなく まずは計画の勝利っす、イヒヒ
電話で諭してくれたお母さんも笑顔で迎えてくれました
夕飯まで あと30分、
急げ、まずは温泉でさっぱりするべ~
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