谷中のぎゃらりー81で先生の個展があり、伺う。
文人画家とは画、詩、書を能くする人、 最後の女流文人画家!と私は思っているが、、
帯地に瞬く間に春の萌えいずるいのち「初心」を描いて下さった。
墨にも赤や桃色があることを知った。
カラスミとは唐墨からきたらしい、、唐の墨のかたちに似ているかららしい
このお墨、お値段をうかがってびっくり!仰天! だった。
お父上も画人であられた由。
長年教育現場にもおられたようだけれど、今は鎌倉の画室で
自由な発想で描いておられる。
帯、着物、陶器、布、扇子、袱紗、
素材はいとわない、
そこに先生の宇宙がたちまちに顕れる。
人にけっしておもねることの無い方なのに
身辺はいつもあたたかくしたしみやすく
思わず吸い寄せられてしまう方。
お召しになるお着物も結い上げる御髪も
すべてが先生の世界の人になる。
やはり、世の中女性が面白い!