侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

ラジオ深夜便に井上洋一先生ご登場!

2010-03-29 21:53:39 | Weblog
 埴輪と違い葬送品ではなく、むしろ、生命の誕生を祈り、喜ぶ、ツールだったようだ。

 

左:国宝 縄文のビーナス
長野県棚畑遺跡出土
縄文時代中期(前3000~前2000)
長野・茅野市教育委員会蔵

中央:国宝 合掌土偶
青森県八戸市風張1遺跡出土
 縄文時代後期(前2000~前1000)
青森・八戸市蔵

右:国宝 中空土偶
北海道函館市著保内野遺跡出土
縄文時代後期(前2000~前1000)
北海道・函館市教育委員会蔵
 “ひとがた”をした素焼きの土製品「土偶」の発生は、縄文時代草創期(約13,000年前)にまでさかのぼります。伸びやかに両手を上げるもの、出産間近の女性の姿を表すもの、極端に強調された大きな顔面のものなど、多様な姿かたちをする土偶は「祈りの造形」とも称され、縄文時代の人々の精神世界や信仰のあり方を具現化した芸術品として、世界的に高い評価を得ています。
(イギリスの大英博物館で2009年9月10日(木)から11月22日(日)まで開催されるTHE POWER OF DOGUの帰国記念展解説から引用)



 私も稚拙な菩薩立像君を天河火間で焼かせて戴いたことがあるのでわかるけれど、中をくりぬいて空洞にしておかないと
火が回らず上手く焼けない、その事を熟知していて、ちゃんと内部をくりぬいているらしい。

 

 一見してもそれはとてもバランスよく、均一にくりぬかれ、造形的にみても調和がとれている。私なんぞよりもホント数段
技術的に優れていた事が見て取れる。

 描き出す文様にしても絶妙だ、大地から生まれいずる命への謳歌のようなダイナミックなエネルギーが感じられる。

 この土偶を見て岡本太郎氏はインスパイアーされ、その後の爆発が始まったらしい。

 その件はかなり衝撃的だった、、

 このお二人の対談を密かにとりもったのは何を隠そうご近所の福寿司さんのご主人だろうと、私は睨んでいる。

 お二人は御常連らしく、いつかの時点でつながったにちがいない!!

 こういうご近所つながりでこんな番組になるって楽しいことではないかしら!と思った。

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