侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

深まる秋、嵐の前の静けさ、甦りの御坊、魂の生まれ在所

2019-10-12 22:33:54 | 如何に生きるか
  ピエタ観音様にご挨拶をさせて頂き、お軸拝見、 本日和尚様がおかけ下さったお軸は

  「あわれ知る 友は得がたき世なりけり ひとり雨聴く 秋の夜すがら 」  円覚慈雲

  

   お茶室のほうには

  「誰やらが 心に 似たり 秋の月」 円覚裁松

  


     丁度時分にかなった 先の管長様がたのお軸を懸けて頂き、太田和尚さまの禅機に打たれます。


   100年もの時を微睡み続けた間に見たであろうあまたの夢の中にきっといのち礼讃の私塾 天空教室があったに違いないと
  思い込んでしまえるほどに龍隠庵様は魂のふる里のようにあたたかく懐かしさにみちております。

   それもこれもあれもこれも全ては和尚様の丹念な丹精のお陰さまでございます。

  有難うございます。

    沢山汗をかかれ、埋もれてしまっていたところに、新しいいのちを吹き込み、いよいよ、お蔵の続きのお茶室の再建に
   お取りかかりになれれそうな兆しもあり、桃色の綿菓子を見つめたような思いが致しました。

  

  


  

   深まる秋をそこここにさりげなく配し、 虫たちも和尚様の意を組むように 美しい訪れをいたします。

  蜘蛛が織りなすレースのカーテン 信心深い蟷螂もおり、木魚さえも金色の秋色に染まり、

    

  

   

   此の度の魂のお里帰りに愛車ペガサス号でお連れ下さいました佳人ギャラリストのゆみに酔芙蓉はいっそうお酔いになったようでございました、、

  

  

  


   魂のふる里で錦秋の秋をお腹いっぱい頂戴致しました。

    和尚様に、丁寧に向いたむき栗をおいしそうに召上がって頂き、嬉しゅう御座いました。


    又一月後にお里帰りを愉しみに愉しみに、いまここを生きて参ります。

   有難うございます。

     



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