先日、とてもためになるセミナーがあると聞き、沖縄県認知症介護指導者会主催の講演会に参加しました。
開場は名護とあって中部からだと少し遠いなあと思っていましたが、開場となった名護市民会館は満席で会場係の人たちが一生懸命席への案内を行っていました。
講演のテーマは「ケアーする人の文化・意識革命を起こすケアメゾッド」
講師:イウ゛・ジネスト 氏 (ジネスト・マレスコッティ研究所所長)
コーディーネーター&通訳:本田 美和子 氏 (国立病院機構東京医療センター 総合内科医長)
講師プロフィール
体育学部の教師時代、1979年にフランス文部省から同僚のロゼット・マレスコッティ氏と二人で病院職員教育担当者として派遣され、医療施設で働くスタッフの腰痛対策に取り組んだことを契機に看護・介護の分野に関わる。以降35年間、医療と介護の現場で小児から高齢者まで幅広い対象者へのケアを実践。その経験からケア技法「ユマニチュード」を創り出す。二人の哲学に基づいた具体的ケア技法は、欧州各国及びカナダで広く受け入れられている。
参加者は医療・介護関係者等が多く参加しており会場の雰囲気からも関心の高さが感じ取られました。オーバーオールに蝶ネクタイというラフな姿で檀上に現れたイヴ・ジネストさんとコーディネーターの本田美和子さんが話し始めると観衆は皆引き付けられました。内容については、「ユマニチュード」についてNHKクローズアップ現代やTBS「報道特集」等で特集が組まれたみたいですので、ご参照下さい。
●クローズアップ現代(NHK) 2014.2.5放送見つめて触れて語りかけて~認知症ケア"ユマニチュド"
●報道特集(TBSテレビ) 2014年5.10放送"ユマニチュード"認知症ケア フランス発新手法