

カノシマチビゲンゴロウ
2013年8月 新潟県
本州の高標高にのみ生息する流水性のゲンゴロウ。
昔は北海道に生息するエゾカノシマチビゲンゴロウと同種とされていた。
本種は縞模様が目立たず、黒(黒紫?)っぽい色彩のものが多いが、稀にエゾカノシマのように縞模様が目立ち、白っぽいものも採集される。

生息環境
左側の本流側では確認できず、右奥の溜まりでのみ確認した。標高は約1500m。
ここではほかにヒメシマチビゲンゴロウ、クビボソコガシラミズムシ、キベリヒラタガムシ、ミズスマシなどを確認したが、一番個体数が多かったのはカノシマチビゲンゴロウでした。
新潟では標高の高いところか低地では湧水のあるところでしか確認していないので、水温も大事なのだと思います。