1/9(土) 2016年の音楽初め。ササキジンさん主催の「小平ブルーグラスコンサート」へ行ってきました。
年初め恒例になったこのコンサートは出演バンドが超豪華なのがお楽しみ。
トップバッターは東北大OB・OGメンバーの「Red Ginger」。「Red Ginger」を聴くのはこの小平と横浜で開催のリリー・ピッキングパーティーの時なので、年に1~2回。
ジョリーンをほぼ毎回聴かせてもらってますが、聴くたびにまとまってバンドとして進化してます。今日聴いた「ジョリーン」は今までの中で一番完成度が高かったです。これからまだまだ進化することでしょう・・・若いって素晴らしい
逆に歳を重ねた素晴らしさを聴かせてくれたのは渡辺ヨーコさん。
歌声もオートハープの音色もとても心地良く、体にも心にも沁みわたります。
カーターファミリーの曲良かった~
ヨーコさん、カーターファミリーの曲を唄い始めたら半日は止まらないとお話されてました。
半日でも一日中でも聴いていたいです。素敵でした。
コンサート後半の部になると登場してくるのは人気絶頂の実力派バンドばかり。
ジンさんから企画があったのでしょうか、ブルーグラスバンドは皆さんが昨年亡くなったビル・キースの曲をそれぞれ演奏してくれました。
「Nessie Expedition」はビル・モンローとのインスト曲『サンタクロース』、「Way-Faring Strager」はレッド・アレン、フランク・ウェイクフィールドとの『New Camptown Races』、「Blue Side of Lonesome」は同じくレッド・アレン、フランク・ウェイクフィールドとのアルバムから『リトル・マギー』等々。
「ネッシー」の皆さんは昨年秋の米国ツアーの時にビル・キースを見かけたそうで、そんなお話も聞くことが出来ました。
豪華バンドのステージの連続で、もうお腹いっぱい満たされたようなコンサートのトリは「Blue Side of Lonesome」。
時間が押せ押せで司会のHanaeさんもスムーズに進行したかったようなのですが、司会者がステージに上がった時にはメンバー全員がスタンバイ完了。あっという間にいつでも演奏OKの待機状況になっていてお見事でした。演奏はもちろんなのですが、国内のみならず米国ツアーもして場数をこなしている一流バンドはセッティングや出入りなども含めて一流なんだ---とあらためて教えられました。愛江さんのキーに合わせてカポも替えてましたがギターはもちろんのこと、他の楽器も誰一人としてステージ上でチューニングをしてないようでした。(もしかして気づかないように確認程度はされてたかもしれませんが、客席に気づかれないように出来るならそれはやっぱりお見事です。)
そして愛江さんの唄が本当に素晴らしかった カントリーとかブルーグラスとかは関係なくて「坂本愛江」の唄。
How Mountain Girls Can Love はものすごくカッコ良かったし、Kentucky Waltz は絶品でした。
ブルー&ロンサムの絶対センターです。愛江さん、素敵な唄をありがとうございました。
帰りがけ年の始めの御挨拶を兼ねてお会いした方々といろい言葉を交わしましたが、皆さん大満足のようでした。
もちろん私も大・大満足です。
ジンさん、スタッフの皆さん、素敵なお年玉のようなコンサートをありがとうございました。
今年もみなさんで音楽を楽しめる1年でありますように。
順に写真を追いながら、あらためて素晴らしかった演奏を思い返しておりました。
小平のコンサートはまたあるでしょうから次回は是非御一緒したいですし、演奏者として石川先生のバンジョーや唄をお聴かせただけたら・・・と楽しみにしております。